【照会】 - 住民税(住民税額変更通知)
ここ何回か、「住民税」のお話が続いていますな。
ブームか?
いや。
ブームな訳あるかいっ!
ピークだよ、ピーク。
・・・・似て非なる言葉だよ、全く・・・・
さてさて。
各自治体から我々の元に、大抵5月くらいだろうか、まずは『住民税額決定通知書』なるものが届く。
前年の収入(所得)を元に算出し、本年の6月~5月にかけて、給与天引きする金額が記載されている【会社控】用の帳票と、本人用の書類。
ここで大事なのが、【会社控】はあくまで【会社用の控】でしかない、ということ。本人用の書類とは全く様式が異なり、各自治体に属している社員全員の金額等が記載されているものだ。
よって、『住民税額決定通知書』を紛失してしまったからといって、会社に控えを求めないでいただきたい。
無いのだよ、ここには!
普通、再発行というものは、発行元に依頼するものだよ!
発行元は、各自治体なのだよっ!!
話が、逸れた。
『住民税額変更通知書』の話だ。
『住民税額決定通知書』が送付された後、なんらかの理由で住民税額が変更となった方に送付される書類だ。
もちろん、発行元は、各自治体。
我々は、単なる中継点。
『住民税額変更通知書』を受領した社員は大抵、
『住民税の金額が変更になったみたいなんだけど、なんで?』
と照会してくる。
もちろん、こんな砕けた口調ではないが。
この照会への回答は。
【んなもん、知るか。】
もちろん、こんな答え方はしないが・・・・お客様なのでねぇ、相手は。
前述のように、『住民税額変更通知書』の発行元は、各自治体だ。
個人情報にうるさい昨今、いくら会社の人事から問い合わせたところで、変更理由など教えて貰えるものでもない。
まぁ、考えられる理由としては。
扶養できないくらい稼いじゃった家族を、扶養していると申告してしまっているケースが多いかな。
ちなみにこのケースだと、住民税のみならず、前年分の所得税も誤っている事になるため、追徴課税の対象となる場合が多い。いわゆる、【扶養是正】と呼ばれるもの。
【扶養是正】については、またの機会にお伝えするとして・・・・
照会者へは、
「申し訳ございませんが、こちらでは分かりかねます。ご自身にて自治体へお問い合わせください。」
です。以上!
住民税の金額変更理由のお問い合わせ先は、会社ではなく、各自治体だよー!
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