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私の部屋を案内してもらい

専属の侍女を紹介されました。


「ユウナ様、はじめまして。ユウナ様のお世話をさせて頂く、アンと申します。よろしくお願いします」


「アンさん、はじめまして。これからお世話になります。よろしくお願いします」


「はい。では、これから朝食をお持ちしますのでお待ち下さい」


「よろしくお願いします」


朝食が運ばれてきました。

何が出てくるのか不安だったけど

普通のパンで安心しました。


パンを食べ終わった頃

アーサー様が来られました。


「ユウナおはよう。朝食はちゃんと食べれたかい?」


「はい、美味しく頂きました」


「それはよかった。もし、食べれない物あれば言ってくれたらいい」


「ありがとうございます」


「早速だけど婚約の誓いをしないか?」


「婚約の誓いって何をするんですか?」


「簡単だよ。唇に口付けするだけだ」


えっ?唇にキスするだけで誓いになるとか、びっくりだよ・・・。


「わかりました。しましょうか」


今からキスしようって言ってるみたいで恥ずかしすぎる。

胸がドキドキして

顔が真っ赤になってるし・・・。

チラッとアーサー様を見たら

私と同じく顔が赤くなっていました。


こうやって見ると

アーサー様って王子様みたいに

格好良い。


「じゃあ始めるよ。婚約の誓いを始める」


アーサー様が近づき目を閉じ

唇を重ねた。

重ねた瞬間に七色の光がキラキラと舞う・・・


婚約の誓いは、神秘的ですごく綺麗でした。


「無事に婚約出来てよかった。改めてユウナこれからもよろしく」


「はい、アーサー様よろしくお願いします」

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