3

朝がきた。


予想していた通り

私以外は、誰も体調不良で来なかった・・・。


みんな、どこにいったの?

顔も見てないし怖いよ・・・。


朝食が終わり

不気味な部屋へと連れていかれました。


「さぁ、あなたで最後です。生贄となり我らが神、ジエル様にその身を捧げよ」


生贄って・・・そんなの嘘でしょ・・・。


他の女の子達も

みんな生贄にされたの?


「生贄ってなに?なんで生贄にされなきゃいけないのよ」


「我が国を守ってもらう為には、異世界の少女の生贄が必要だからだよ。さぁ、ジエル様にその身を捧げよ」


「嫌よ、生贄になんてなりたくない」


「あなたに拒否権はない。諦めて生贄になるんだ」


嫌がる私を、無理やり首を跳ねる為のギロチン台に連れていき

うつ伏せに寝かされた。



私は殺される恐怖で

「いやぁーー!誰か助けて、お願い、まだ死にたくない!!」と泣き叫んだ。


するとどこかから

「死にたくないのなら命は助けてやってもいい。俺と契約しろ」と

言う声が聞こえてきた。


私は

「なんでもするので助けて下さい。お願いします」と叫んだ・・・。

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