第4話




ホテルのお風呂の湯を沸かしてる間にマッサージをしてもらう。

一男と会うのはマッサージのためと言っても過言ではない。人には得意不得意あるのだ。一男は体が温まるマッサージをしてくれたら十分なのだ。

何か要求でもされるもんなら、もう会わないでいよう、ぐらい軽く会わないとやってられない。



「肩、凝ってるね。」

「そうなの。毎日肩が重いの。」

「たまには肩のストレッチもしてあげるといいよ。」




一男の指が肩からだんだん下におりていき、湿った部分に触れる。


「ここすごい濡れてるよ。おいしそう。」


一男がねっとり味わい始めた頃には、お湯も貯まっていた。










私は一男に何もしない。ただひたすら一男が奉仕してくれるのを受けるだけ。

もう十分て頃に解散して、連絡が来れば、予定を合わせて会っている。



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