「いよいよ明日」2021年6月16日夜

明日の予定を立てるために母さんとラインをしていた。


「今から電話するわレンタカーに」


『よろしく』

『明日、新居行くときって、エコカー?』


「やめておいた方がいいかも」


『鍵、開けに行けれないじゃん』

『立ち合いもどうするの?』


「8667」


『何?その番号』


「キーボックスの番号」


『ほー』


「家の南東角に排水管にかかってる」


『ほー』


「レンタカー屋は6時00分からやってる」


『朝の?』


「うん朝の、引っ越し何時から?」


『8時半』


「朝、行ける?」


『彼、7時には家を出るから行ける』

『レンタカー屋にエコカーをいったん置いておく?』

『あとでエコカーを取りに行けばいい?』


「それでもいい」


『おk』


「何時に予約する?」


『7時半で』


「夕方どこかで待ち合わせして、レンタカー屋に行く」

「2台で実家に行って、エコカーおいてバイバイ」


『返済方法、どうする?』


「手紙に俺の口座番号書く」


『もともと持ってる口座?』


「新たに用意した口座」

「稲宮以外の土地で作ったから、多少ごまかしが効くかもだし」


『そっか』


「一括で返してほしい」

「こういうのは分割だとごねる」


『おk』


「明日の夜ごはんどうする?」


『なんか適当に食べよう』


「俺、作ったおかずが余ってるから持ってくわ」


『おk』

『彼、完全に気づいてない』

『おやすみ』


「おやすみ」


寝不足ですぐに寝れた。

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