「なんで、なんで、なんで、、、」2021年6月9日夕方

キツイ仕事が終わり片付けは俺がすることになり、1人で片付けしてタイムカードを切った。

時間は17時半。


それから事務所でホッと一息して、リュックを探りノートパソコンを取り出しラインを開くと母さんからラインが来てた。

昼休みは仕事中やからパソコンを開くのは憚られるけど、誰もいないからパソコンを開く。

こっちが断然早いから、コピペも楽にできるし、、、


電気屋で新居の家電を見てきたらしいが、なんか高いぞ値段が、、、

ただエアコンは、広さ分からんから無理らしい。


さっそく松井さんに聞いてみると、こっちで手配することもできるけどどうする?と返信が来た。

コピペして母さんに返すと、お願いと来たので、そうすると松井さんに伝えた。


「要望はある?」


『安くて、省エネタイプならいい』


その後も家具のやり取りしたけど、色々上手くいかない。


『内見したい』


けど今内見できるのは、契約者である俺だけだから厳しい。

松井さんから返信で冷蔵庫厳しいって来た。


「冷蔵庫厳しいってさ」


『内見したいって言ってるのに!』


もう順番に言わせろよ待って、、、えっと?


「分かった」


『で、冷蔵庫の話は?』


「さっきの写真で冷蔵庫以外は出来る」

「たしか現品限りだから、会社経由で買おうとすることが出来ん」

「この冷蔵庫じゃないと、ダメ?」


『日にち指定で、電器屋さんに送って貰うことできんの?』

『大量に買えば、かなりサービスしてくれるから』


「今、パソコンでトーク2つ開いて話してるから待ってて」


『リストアップしてくれって言うから、半日潰して、見てきたのに』

『意味ないじゃん』


「やれること、やれないことあって、それやると、日付遅れるらしい」

「母さんが言った方法だと15日以降になるから、そっちをすすめたらしい」


『でも、裁判の手続きは、それまでに間に合うの?』


「俺はそれでも良かったから、その方法でGOサイン出した」

「家電がないけど工夫でなんとかなる」


『裁判の方が肝心なんじゃないの?』


「裁判ね、待って順番」


『私と舞子は、そこを基準に動くやん』

『進行の順番が見えてこないから、怒りしかないけど』

『何からするかを順序よく説明して欲しいわ』


一応最終確認しようか、最初は訴えたくないって言ってたし、、、


「もう弁護士に訴えるって頼むか?」

「条件変えたから、変わったりする」


『訴える方向にするって、言ったけど、まだ、頼んでなかったの?』


「最初から弁護士に依頼はしてたけど」


『誓約書の話の時点で、弁護士に話が通ってるかと思った』


「変えたやん」


『そうだけど、まだそこまでの気持ちはなかった』


「最初から訴える方向でいいだね?」


母さんの気持ちが1番だから確認した。


『うん、もうそれでいい』


「了解」


『もう彼にはなんの未練もない、怒りしかない』

『誓約書に変えたことで遅くなったんなら私が悪かったわ、ごめん』


最初から訴える気持ちだったし、母さんのことを考えて訴える方向にはしなかった。


『私が悪者でいいわ、もう色んなことありすぎて、疲れた』

『また、地獄の週末がやってくる』

『もう引っ越すのやめていいわ、もう疲れた』


は?なんでそうなるの?

俺は寝れなくて仕事に支障が出るまで頑張ってるのに?

あ、松井さんからライン来た。

これで最速で母さんたちを避難させれる!


「15日に弁護士事務所に行くことになった」

「15日以降なら、いつでも引っ越し可能」


既読がつかなくなった、、、どうする?

ライン電話も繋がらない。

家電?時間は20時か、、、まだアイツは家にいないかけてみるか、、、

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