「初めまして。ライフサポート社の松井と申します」2021年4月10日
松井さんとの出会いは、偶然だった。
土曜の仕事帰りはいつもは、本屋に寄り道して帰るのが、日常だった。
けどこの日だけ、まっすぐに家に帰りご飯を食べていた。
するとインターホンがなったので出てみると、
『ライフサポート社の松井ともうします』
『日々の暮らしでこまったことありませんか?』
『良ければ相談に乗りますよ!』
と若い男性の声がした。
なんかの勧誘かと思ったが、話し相手が欲しかった俺は招き入れることにした。
ドアを開け出てみると、髪をワックスでピッチリ固めた営業マンの男が立っていた。
名刺を渡され。そこには
ライフサポート社 営業部 部長 松井敏明
とあった。
訪問して暮らしの困ったことを相談を受けるというのが、松井さんの仕事だった。
会社の名前の通り、暮らしの様々なことをサポートするらしい。
部屋に通し俺の部屋を見た松井さんは、目を輝かせた。
俺はその反応を見て同類だと、思った。
この人は、サブカル大好き人間だなと。
俺の部屋は漫画と小説で埋め尽くされていて、同類が見たら感動するぐらいある。
本来の目的のことを忘れ、サブカルについて1時間ほど語っていた。
ようやく話が落ち着き、松井さんがようやく本題に移った。
「ところで暮らしで困ったことは、ありませんか?」
「相談というか、今から話すことについてどう思いますか?」
「第三者の意見が欲しくて、聞いていただけますか?」
自分で色々とオカシイと思った先月のことを話した。
それを聞いた松井さんは、
「それは色々とオカシイところがありますね」
「身内とはいえ、お金のことはしっかりするべきです」
と言い、確認の仕方について調べてくると松井さんは帰りました。
ま、、、0時に近い時間帯でした。
趣味を語り、悩みを聞いてもらえたので、いい気分で眠りにつきました。
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