第5話
退職して職を探す日々。
焦燥感の中から、理不尽な記憶の鱗片がこちらを覗きながらなにやら呟くが、できる限りそいつを滅却。
"くだらない"ことをくだらないと評価するのは他人でいい。
くだらないと思われても"くだらない"ことを続ければ心が救われるのであればそれは正解だ。
きっと、本当に中身がないことなんて存在しない。
各々の価値観によって、意味があることなのか意味がないことなのかが決まるんじゃないか。
端から否定しないで、理解しようとすることで事態が好転することがある。
理解しようとする気持ちは大切にしたい。
しかし、その途中で直感が否定することがあれば迷わずそれに従った方がいい。
顔色を伺い、気まずさを抱えながらの人間関係は生活の質をも落とす。
自分が必要な物を手に入れ、自分にとって不必要なものでも、捏造して悪口を言ったり暴力を行使したくない。
反省しながら生きられるのは幸せなことだな。
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