最強のオタク めんどくさがりがちょっと頑張るそうですよ?
しら
プロローグ
人の血で真っ赤に染め上がった地球上のとある戦場を1人のんびり歩いている一人の青年がいた。
少年は上下アニメのイラストがコピーしてあるTシャツにジーパンを履いていて、顔はそこそこ整っている。髪は黒で見た目はひ弱そうな感じで、彼を知らない人が見るとこの戦場になんで非武装の人がいるのだろう?という疑問を持ってしまうほどである。
「あーあ、またこんなにぐちゃぐちゃって、この戦争始まって何人目の死人だ?」
「……あ、殺したの俺か」
こんなグロテスクな戦場の跡で、ボケるほどのアホだがこれでも少年自身は自分を全てにおいて最強と自称している。
まあ、今はただの空気を読めない変人と化しているわけだが。
「それにしても、戦争長引いてるな、いっそのこと俺が終わらせるか?」
なんともまあ気ままな感じで世界を動かすようなこと言っているこの青年だが、約200年続いている戦争に気分で終止符を打とうとしているらしい。
個人が国を抑えれるわけがないって?
そんなことはない、この少年はちまたでは、気分屋、変態、無能などと呼ばれている変人だが、所詮それは実力を隠した状態の少年だ。
そんな設定他の作品でも聞いたことあるとか思うなよ?そういうのが好きなんだろう?
実際青年の実力はおそらくは世界いや全世界最強であろう。
これから始まるのは、そんな青年の物語。
楽しんで読んでいただきたい。
「おい、作者説明なげえよ、プロローグ終わんじゃん」
『……え?』
「主人公より語ってんじゃねー!」
『えーと、いくら最強でもメタ的な発言はやめてね?』
「え?嫌だけど?てか自分が一番やってたじゃん」
『まあ、というわけで本編スタート!』
「話無視して本編行こうとするな!」
『じゃあね〜』
「あ、逃げた、ちょっと待て! 読者たち!本編での俺を楽しみに見ろよ!」
(プロット的に序盤は活躍するか怪しい)
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