3分である意味賢くなるinfo【雑学知識】

20 くすぐると爆笑する動物がいる笑

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20 くすぐると爆笑する動物がいる笑

皆さんこんにちは！

3分である意味賢くなるinfoです。

今回はくすぐると笑う動物についてお伝えします。

まず、人間はくすぐられると不思議なことに、笑います。

もちろんくすぐったさを感じさせる感覚受容体が少ない人なら

くすぐっても全然笑いませんが、

この人たちに感覚というものが全くないわけではないそうです。

このように人間はくすぐられると

その感覚に応じた感情を笑いで表現します。が、

もし家でペットを飼っている方、

自分の犬や猫をくすぐったことありますか？

一度くすぐって見てください！

きっとくすぐっても無反応だと思います。

じゃあ、動物って感覚受容体がないってことでしょうかね？

違います！

確かに動物の皮膚にもくすぐったさを感じられる感覚受容体が存在します。

なので、自分のペットが無反応に見えても実は感じているのです。

エストニアの神経科学者ヤーク・パンクセップ(Jaak Panksepp)は

人間だけでなく犬や猫、類人猿のチンパンジーなども

くすぐったさを感じるという研究結果を発表しました。

でもこれらは人間のようにくすぐったい気持ちを

笑いでは表現しなかったそうです。

実は彼はなぜ人間がくすぐったい時に笑うのかについて

研究するつもりだったそうですよ。

その研究を進展させたのがドイツの研究チームです。

2016年ドイツのフンボルト大学の

ベルンシュタイン計算論的神経化学センターの研究者たちは

リス、ネズミ、ヤマアラシなどの齧歯類をくすぐると

脳のある領域が刺激を受けて人間のように

笑いを堪えられないという事実とともに、

くすぐりに反応する脳の領域がどこか分かったそうです。

ネズミの笑い声気になりますよね。

では、ネズミの笑い声はどんな声か、動画でお聞きください！

https://youtu.be/RwwMn3r9PmE

「リンクの映像の1分48秒から聴けます！」

この実験でネズミはお腹をくすぐられる時に

体性感覚皮質が一番激しく反応して、

尻尾をくすぐる時は意外と反応がありませんでした。

面白かったのは、指でのくすぐりを途中でやめたら

ネズミはもっと遊ぼうよと言わんばかりに指を探し回ったそうですね。

そして、ストレスが溜まっているネズミは顔も無表情で、

くすぐっても笑わなかったそうです。

人間と同じですね！

このような実験を「動物に感情などない」と思っていた

昔の人たちが見たら絶滅危惧種のリストが

少しは減ったのでしょうかね…。

とかく、

これで人間がくすぐったいと笑う理由についても、

もうすぐ分かるようになるそうです。

ちなみに、約2300年前のギリシャの哲学者アリストテレスは、

なぜ自分をくすぐらせることはできないのかを

疑問に思っていたそうですが、

今回のドイツの実験のおかげでその真実もやっと暴かれました。

詳しい内容が気になる方は、

９話の「足の裏と脇がとりわけくすぐりに弱いわけ」について解説したものをご覧になってください！

本日の3分である意味賢くなるインフォはここまでです。

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