パンにカビが!

 失敗しました……


「涼しくなってきたなあ」


 と油断して、楽しみにしていたハードトーストにカビを生やしてしまいました……


 おーまいがっ!


 夏の間は気をつけて早め早めに冷凍するか冷蔵庫に入れてたんです。今回は食パンをサンドイッチ用に切ったのと、父親が好きなハードトースをの2種類を買って、余分なのは先に冷凍室に、残りをできるだけ常温で置いておいて食べてきました。

 冷蔵庫に入れるのはパサつくのでできるだけやりたくない。だけど夏はどうしても仕方ないので、なくなく入れてたたんです。でももういいんじゃないかと油断してたー!


「さ、ハードトースト焼いて食べよっと」


 と思い、2枚残ってる袋を見て、


「あうあー!」


 と、叫びました。


 なんと、横の耳の部分にびっしりカビ!


 最初見た時には表面に転々と青い点が見えたので、


「あちゃーカビきたか、ここ取って焼かないと」


 と、思ったのに、角度を変えたらさすがに無理と思うぐらいにカビ……


 本当はちょっとでもカビが出たら全体にカビが来てるから食べちゃだめと言われてるのは知ってます。でもね、パンの表面に点と青いのが出たくらいだったら、そこちぎって焼いて食べますよ。そのまま生は食べないけど。ずっとそうしてきたので今回も「あちゃー」ぐらいのつもりだったのに、それはなかろう……


 スーパーで買うメーカーのパンよりも、町のパン屋さんで買うパンの方がカビやすいです。


 諸説ありますが、以前は、


「メーカーのパンは添加物が多いからカビない」


 とか言われることもありましたが、今は、


「工場で衛生管理をきちんとした上で、密封するからカビにくい」


 とも言われてます。


 どっちが本当かは分かりません。農業にちょっとだけの農薬が必要なように、本当に最低限の添加物なら必要かも知れないし、そのへんは私にはよく分かりません。


 それから、町のパン屋さんのパンでは、そこまで衛生管理ができないというの、この言い方はちょっとと思いますが、確かに私が今回買ったパンも、焼き上がったのを冷ましてから袋に入れるだけで、密封はしません。

 それどころか買ったのを袋に入れて、最初は湯気を逃がすために袋の上を開けてあります。


「焼き立てですので、半分開けておきますね」


 買う時にそう言って、半分のだけ閉じてよくあるねじるやつで留めてくれて、帰ってから自分で全部をとじるようにしてくれてます。焼き立てだからこそのことです。そのことがおいしい証明みたいに思いますが、確かにカビがきやすい環境だよなあ。


 ということで、見た目が立派なハードトースト2枚を、泣く泣くゴミ箱に「ごめんなさい」と言いながら入れました。


 今度からは失敗しないぞー!(涙)

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