ゲームは続く
とうとうこの日が来てしまいました。
「背番号の8に合わせて8日に引退発表する」
と聞いていたので、日本の午後より時差があったら8日の夜ぐらいかなと思っていたら違ってました。日本時間の8日0時にSNSで発表をしていたようです。「ようです」というのは、その時は上記のように思い込んでたからです。SNSもそれほどべったり見てないので、気がついたのはもう夕方になってからでした。
てっきりスペインの時間に合わせるだろうと思ってたのに、その時間だとまだスペインもアラブも8日じゃないじゃない。もしかして日本に合わせてくれたのかな? ネットの記事とかを読むと「7日に自身のSNSで発表」とあったけど、やっぱり日本に合わせてくれたとしか私には思えないです。
スポーツ選手で40歳というと引退してもおかしくはない年齢だけど、あのケガさえなければもうちょっと長く、もしくは神戸で引退してくれたかもと思うと、やっぱりアスリートというのは過酷な仕事なんだなあと思わずにはいられません。キングカズやジャンプの葛西選手みたいな人は、やっぱり本当に一部の一部、奇跡のようなものなんでしょうね。
イニエスタがカズと話していた動画があるんですが、やはり神戸で引退とかも考えていたふしもあります。だけどカズを見ていて「自分もずっと現役でがんばりたい」みたいに言っていたので、それにかける気持ちもあって、エミレーツに移籍を決めたのかも。神戸では本当に出番がなくなっていましたから。
同じヴィッセルサポの友人Rと、
「1年ぐらいだったらUAEに行かずに神戸で引退してほしかったなあ」
と、言い合ってたんですが、その1年、どうしても諦めきれずにトライしたかったんだなと思うと、その気持ちが痛いほど伝わるようにも思います。最後まで可能性を捨てられなかったんでしょう。
今のヴィッセルは一応調子がいいといっていいと思います、昨年優勝で今年は現在2位ですが、トップの広島とは勝ち点1差で、充分可能性は残ってる、連覇も夢じゃない。それはうれしいことなんですが、吉田監督がいる限り、神戸には戻ってこないような気がするもので、そのあたりはちょっとばかり複雑です。どっちが悪いとかじゃなく、やり方が違ったから、そういうこともあるものでしょう。
引退発表の動画の最後を、
「El Juego Continúa」
日本語で、
「ゲームは続く」
と締めくくっていました。これからも日本のサッカーと関わり続けてくれると信じています。そして神戸でプレイヤーとしてではなく他の形にはなるでしょうが、またあの笑顔を見られるとも。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます