あちらもこちらもピンク色

 今日は母の祥月命日で朝から墓苑に行って来ました。


 生憎の雨模様に風もきつく、


「お彼岸に来たばっかりやし今日はもう掃除は勘弁してもらおう」


 と、お花とお線香をあげただけになりましたが。


 天気はこういう感じだったんですが、その途中の桜並木は九分咲きぐらいと言っていいんでしょうか、雨風で多少花びらは散ってたものの、ほんの少しつぼみの濃い色が残ってまだ葉の緑がほとんど出ていないぐらい。

 桜の咲き具合についてはそれぞれ好みがあるでしょうが、私はこのぐらいまでが一番好きです。八分か九分、満開ちょっと手前というぐらい。

 

 どうしてかと言いますと上にも書きましたが、開き切る前のつぼみの濃い色と薄い桜の色が混じり、葉っぱの色が混ざらない桜の花だけの時期が一番きれいだなと思うからです。満開になってしまったら枝の先から緑が増えてきますからね。


 木によって違いますが、今日はちょうどそんな感じ、一番好きな見頃の中を車を走らせて、お天気は悪くてもご機嫌でした。


 今日はその他にも仕事や用事であっちこっち走らないといけなかったんですが、町中どこを走ってもピンク色で本当にきれい。


「今の時期の日本を世界中の人に見てもらいたいなあ」


 そう思いました。


 実家に着いたのはもうお昼だったんですが、テレビをつけたら関東の方はもう散り始めているとか。今回の雨と風で一足早く咲いた地域ではそうなってるんでしょうね。

 当地はまだ咲き切っていないので、もう少し楽しめるのではないかと思います。


 うちの墓苑の近くには公園があり、この日曜日はきっとたくさんの人出だったと思います。何年も前ですが、友人と一緒にその公園でお花見をしようと出かけたら、とても車が入れる状態じゃなかった。それで少し移動して墓苑の方でお団子食べてお花見をして帰ったことがあります。そのぐらい桜がきれいな墓苑です。


 そういや公園の方は、まだ姪が生まれる前、甥がよちよちだった頃に両親と妹と甥と私というメンバーでお弁当を持ってお花見に行きましたが、そういうお花見をしたのはその時だけの気がします。大抵は今日みたいに車で通ってみるか、ちょろっとお団子食べて帰るぐらい。

 子供の頃はお弁当を持って王子動物園に行ってたと思うんですが、いつから行かなくなったのかなあ。

 

 他にお花見の思い出と言うと、大学の時、友人宅の近くにある大きな公園に散歩に行って、夜桜見物してる人達がいたので、なんだかこちらも楽しくなって、夜の公園で踊ったことがありました。こちらはお酒も入ってなかったのになんであんなことしたんだろう。


 思い出してみればお花見の思い出って結構あるもんですね。もう長いことお花見らしいお花見はしてないけど、来年は一度お弁当持って、というのをやってみようかなと思いました。


※近況ノートに写真があります。


https://kakuyomu.jp/users/oguranatuki/news/16818093075212652753

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