星とジャズのクリスマス
私が小学校の頃から大好きで通っていた「明石天文科学館」でクリスマスのイベントがありました。
「クリスマスナイトミュージアム」
もう20年ぐらいやっているイベントらしいのですが、年末はなかなか出かけるということができなくて、今年初めて行くことができました。
他にも色々なイベントをやってるんですが、いつもすぐに満員になってしまって、見つけた時には行けないことも多いんですが、今回はラッキーなことに定員前に申し込みができたんです。
プラネタリウムの中でプラネタリウム投影しながらジャズコンサート。すごく素敵でした。
館長の井上さんが有名人で、ちょこちょことテレビにも出ていらっしゃる方なんですが、その館長の案内で投影を見ながらのジャズ演奏、ううむ、贅沢な時間を過ごせるものです。
今年は近代プラネタリウムが誕生してから100年、今年から25年にかけて色々なイベントを各地のプラネタリウムでやっています。その中で明石のプラネタリウム「カールツァイス・イエナ」は現役最年長なのです。私が子供の頃から見てたのとずっといっしょの機械が今も天空に星を描き続けてくれているんです。
まず最初に近代プラネタリウム以前にあった星を描いてきたシステムの説明がありました。古くはギリシャ・ローマ時代の「天空儀」から、18世紀に自分の家に7年かけてプラネタリウムを作ったオランダのアイジンガーなど、色々なことを教えてもらえました。
「アイジンガーは7年かけて自分の家を改造したんですが、一番大変だったのは奥さんの説得だったそうです」
には皆さん吹き出して、いつもの井上節を堪能。もちろんいつものダジャレも飛び出して、別名「ブラック星博士」の解説にリラックス。
ジャズは最初は普通のコンサートですが、途中から真っ暗な中での演奏にさっき聞いた古代の天空儀からアイジンガーのプラネタリウム、それから地球を飛び出して宇宙への旅、オーロラ、そしてかわいい雪だるまサンタが飛び跳ねる様子など、夢のような時間を1時間半楽しみました。
その後は希望者は外へ出て、望遠鏡で星の観察。月とシリウスと木星を見せてもらいました。ぽこぽこクレーターの月、白くチラチラ輝くシリウスに、衛星を従えた縞模様の木星、きれいでした。ああいうのを見るとよその星へ行ってみたくなりますね。
帰りに出口で井上館長とお会いしたので、握手をしてもらい、ファンであることを伝えてから帰りました。
今年はクリスマスらしいことはできないなと思ってたんですが、いやいや、それどころか本当にいいクリスマスを過ごせました。また来年も行けたらいいなあ。
※近況ノートに写真があります。
https://kakuyomu.jp/users/oguranatuki/news/16817330668899911787
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