それほど小銭が嫌いだったとは

 先日、


「ゆうちょ銀行が来年1月17日から現金を使った支払いで手数料が必要になる」


 との記事を目にして、


「えー!」


 と、思いました。


 私のメインバンクは「ゆうちょ銀行」です。

 なぜかと言いますと、単純に一番近いから。

 近いけど「ゆうちょ銀行」ではだめな場合もあるので、銀行にも口座はあります。


 「ゆうちょ銀行」でほぼ小銭をどうこうすることはないんですが、それでも皆無ではないので「えー!」と思ったのです。


 だって、「ゆうちょ銀行」って手数料が安いとか、今はだめになりましたがゆうちょ同士だったら送金無料だったりしてましたから。

 他にも色々便利なもので、つい「ゆうちょ銀行」感覚で他の銀行に行って「あちゃー」と思うこともありました。たとえば土曜日に入金ができない、とかね。


 ただ、前から思っていたことを、ふと、思い出しました。


「ゆうちょのATMは小銭入れるのが不便」


 親の用事で行く銀行で、私も口座を持っている銀行があるんですが、そこのATMがなんとも「とんちき」なのです。


 まず「反応が遅い」です。


 「ゆうちょ銀行」のATMと同じリズムでタッチパネルを押してもすぐに動かないもので、押し間違えたか? と思うぐらいです。忘れた頃に画面が切り替わったり通帳を入れて、と言ったりします。


 それから「小銭を数えるのが超遅い」です。


 小銭を入れるところ、フタが開くのは早いのですが、小銭を入れ始めたらとっととフタを閉じられ、


「まだ入れ終わってないのに!」


 ということになります。


 しばらく中で「がちゃがちゃ」と数えて終わったら、また「あー」と口を開けて「小銭があるなら入れて」となるのですが、次のを入れてたらまたすぐフタを閉じようとする。そしてまた数えるのが遅い。


 その点、「ゆうちょ銀行」のATMはさっと動いてくれて気持ちがいいのですが、ただ一つだけ、小銭を入れるところが使いにくい。


 その銀行のも、「ゆうちょ銀行」のATMも、小銭入れの見た目はほぼ同じデザインです。小銭を入れるフタに貯金箱のように細長いスリットがあります。

 ただ違うのは、銀行のはフタが開くけど、「ゆうちょ銀行」のは、そのスリットにちょっとずつしか入れられない。


「貯金箱か!」


 と、初めて使った時に言ってしまったぐらいです。


 そんな風に「小銭はいや」と主張してたんだなあ、と、今回の記事を見て思いました。


「24時間テレビ涙目」


 と書いてた人がいて笑いましたが、時代はキャッシュレス時代、どんどん小銭の流通は減っていくのかも知れませんね。

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