#8 用心棒余話 登場人物

板野喜十郎(いたの きじゅうろう)

 青海藩士。以前、共に用心棒として働いたことのある鷲尾十兵衛に誘われる形で、青海湾に浮かぶ蔵掛島で起こった怪異の謎を追うことになる。


鷲尾十兵衛(わしお じゅうべえ)

 用心棒家業で家計を支えている浪人。青海藩の大商人、石川屋の島御殿で起こっている怪異を解決して一儲けしようと、喜十郎に声をかける。


石川屋清右衛門(いしかわや せいえもん)

 船問屋。青海藩きっての大商人。家老・橘厳慎と結び、商売を更に大きくしようと考えている。蔵掛島の屋敷で夜ごと起こる怪異に頭を悩ませている。


六兵衛(ろくべえ)

 石川屋の番頭。屋敷で起こった怪異に当てられて死んだ男。


とく

 石川屋の大女将。清右衛門の母親。旧来のしきたりを破ってまで商いを大きくしようとする清右衛門の方針に反対している。


板野新二郎(いたの しんじろう)

 喜十郎の兄。尊王攘夷運動に身を投じ、青海藩を出奔。板野家当主の座を追われた。剣の達人で、蔵掛島の怪異を追う喜十郎の前に立ちはだかる。


絵都(えと)

 ある事件をきっかけに、喜十郎の身の回りの世話をやくようになった女性。過去には板野新二郎とも浅からぬ縁があった。


https://kakuyomu.jp/works/16817139555329616926

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