第3記:雪雲

 昨夜の帰宅は午後10時頃になった。風呂に入ってから、歯を磨いた。炬燵に潜り込み、眠くなるまでの時間を、円盤(DVD)を観て過ごした。

 中井貴一、松山千春(!)主演の『極道戦争 武闘派』という怖いタイトルの映画である。1991年に公開された作品だ。うっすらとではあるが、観た記憶が脳内に残っている。テレビで放送されているところを、偶然つかまえたのだ。中学…いや、高校生の時だったかな?

 当時の俺は何も知らなかった。松山千春がどういう人なのかも知らなかった。今回、20数年振りに『極道戦争』と再会したわけだが、東映さんの苦心と云うか、試行錯誤が感じられて、なかなか面白かった。あれこれと思考や想像を巡らせながら眺めていると、結構楽しめるのだ。千春さんと千葉ちゃんの共演場面も興味深かった。


 眼が覚めると「朝の7時」になっていた。カーテンを開けてみると、空全体が分厚い雲に閉ざされていた。夜から雪になるらしい。降るのはかまわないが、積もると厄介だ。都市も俺も積雪に弱い。

 新愛機を起動させて、ぴよぶっくを呼び出し、編集作業に没頭した。今日はダサクではなく、ダブンの方から書き始めた。事前に案を練っておいたので、比較的楽に筆が動いてくれた。昨日から降り続いていた雨が、今日の午後になって、ようやく止んだ。


 ぴよぶっくが「廃村の危機」に瀕しているのかどうかはわからない。わからないが、低迷(停滞)状態に陥っていることは(あまり認めたくはないが)どうやら、間違いないらしい。

 今さらだが、ぴよぶっくは「小説投稿サイト」である。精力的な創作と投稿が、活性や発展に繋がるのだと思うし、それ以外に、村おこし(クッキーさんの言葉)の手段はないのではあるまいか。皆さん、頑張りましょう。頑張って、ぴよを盛り上げましょう。魅力的な作品が増えれば、読者さんの人数も自然に増える筈だ。甘っちょろいかな?俺の考えは。


 昨日から今日にかけて、ダサク2頁とダブン4頁を投稿した。恐るべき生産性の低さだが、俺としては、これが精一杯なのだ。前者を先に進めたいという気持ちもあるのだが、今回は後者を優先した。

 255次元「サメプール」256次元「指してはいけない」257次元「追撃爆弾」258次元「貴族の提案」の計4篇は、今週の日曜に参加したチェス大会の報告を兼ねた内容になっている。〔1月30日〕

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