第5話

嘘告白に陽キャ女は大嫌いなんだ!と嘘で返した俺。


翌日、登校したら校門のところで事件が起きた。


その女。

まさか、俺を待ち伏せしていたんじゃと

思えるようなシチュエーションだった。


「おはよう、山吹くん」


「あなたのこと待ってたわ...そうね、小1時間くらいかしら?」


「え、誰?」


俺はその女の頭のてっぺんから足の爪先まで

ジロジロと見た。


誰だか、わからねぇけど...!


「やだ。

気が付かないの?私だよ...?」


「見た目に大きな変化はあっても、

声は変わらないじゃんね...??」


メガネ越しに上目遣いされても。


俺、耳があんまりよくないからか、

女子の声ってあんまり聞き分けができねぇんだよね。


大体な

地味女に待ち伏せされても、

あんまりうれしくねぇな...。


髪の毛は黒髪ロング。


艶はあるけど。


ま、綺麗に手入れしてるようだけど。


化粧っ気はないし。


制服も真面目に着こなしてる。


ワイシャツは1番上まできちんと留めてる。


谷間も見せない女...!


スカート丈だって、


膝下まである。


足は綺麗だけど、


そそらねぇな!!















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