king~異世界王への成れの果て～罪と贄の七つの王冠

手児奈

人の罪　それは欲望

欲望とは富　それは万民を平伏させる王の力　すなわち権力が一番の「力」なのだ

無数の屍の山を「我」は築こう

人がその罪と向き合う「力」を得るまで

悲しみを糧に人は魔に染まり、神は悪魔とも契約する

正に混沌に支配されたこのegoの世界

虚飾に塗られた世界に求めるは絶対の王

あぁこの物語を見よ！全てが道化で彩られた血みどろのおかしな世界

人の罪は終わらない　それは世界が終わっても

あぁならば、終わる世界でも楽しもう

それが救われぬ子羊の定めなのだから

だが見ていろ神よ！我は全てにおいて必ず「王」に返り咲く

それが神も人も、虫や獣、悪魔でさえも引きずり下ろす存在になったとしてもこの世界には「王」が必要だったのだ！

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