▲豆知識▽ 「弥」は意外と色々なところに潜んでいます。
「弥が上」から、「
「弥」という字はあまり見られませんが、実は「やじうま」も「やのあさって」も「みさ」もこの字を使います。
「待て待て。『やじうま』は『野次馬』だろう」と思った方。もちろんそれも正解ですし、主に使われるのは「野次馬」でしょう。しかし「弥次馬」とも書きます。
実は「野次馬」も「弥次馬」も
「借字」とは、「当て字」のこと。つまり「中国人・日本人など、漢字を使用する民族が、外国語や外来語を、耳で聞いた印象に従って写す時に用いた方法(『新明解国語辞典 第八版』)」のことです。
そのため「やじうま」の「や」に当てはまる漢字を当てはめたところ、「野次馬」「弥次馬」の二つの表記が生まれてしまったのではないかと推察します。ついでに言うと「卑弥呼」の漢字も、借字ではないかと言われています(女王の名前に「卑しい」という字が入っていることに疑問があることから、一つの説として存在する)。
「やのあさって」は「弥明後日」、「みさ」は「弥撒」と書きます(「弥撒」は当て字です)。以上「弥」のお話でした。
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