第37話
「そうだったんですね。伊藤さん、実は俺・・」
「うん?どうしたんだい?」
「警察官になろうと思ってます。高校卒業前に採用試験を受けようかと思ってるんですけど、何したらわからなくて」
雅之の言葉に伊藤刑事はやはりかと頷いた。刑事の、いや、警察官の感というものなのか伊藤刑事は雅之がもしかしたら警察官になるのではと思っていたのである。
「警察官になりたいのか。そうか、そうか、それは良いと思うよ。試験についての対策はしっかり教えるよ。そっか、そっか、雅之君は警官になりたいんだね」
「はい・・」
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