3話目
「ばっちゃん!買ってきたよ。それとこれ土手に生えてたからついでに採ってきたよ」
雅之は祖母におはぎとアカツメクサを手渡した。
「この花何か可愛くて僕好きなんだよ。お母さんとお父さん、おじいさんの写真の側に置いたらきっと喜ぶと思う」
雅之の祖母は淡い見事な薄ピンク色のアカツメクサを手に大切に握りながら、雅之の優しさを感じていた。
「そうだね、一緒にこのお花もお仏壇に供えてやろうね。まーちゃんも手を洗っておはぎとお茶を食べなさい」
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