第15話 時代の流れは着実に変わっていく

 モンスターバイトと戦っていた日々にようやくメスが入りそうです。

退職まで追い込まれましたが、上司と話し合い、結果無かったことに。これから色々とライフイベントがあるし、計画も立てているのに、就活で時間が取られることが一番のストレス。

 結局、会社はそれなりの対応はしていたそうだが、根本的な改革はなかった。なので、とあるところに告発しようやく、組合が動きました。重い腰を上げるのにどれだけの時間が掛かっているのかと……。

 仕事の厳しさとハラスメントの区別がつかない人たちが多い。仕事での間違いですら、何かと文句を言ってくる奴らもいる。

しかも、繁忙期は忙しいのに連続で休む人もいるので、それも組合に伝えた。

 明らかに働く側の意識がプライベート重視になってきている。

 家族の方が大事なら、サービス業はやめた方がいいと思う。

新卒の子は若いが、競争心がない。優劣をつけないという方針は社会では通用しない。実力が物を言う世界だってある。

 入りたい学校、就きたい会社に入れる保証などない。全ては成績順、運的な要素もある。それを縁だと思っている。

模試の結果など、数字で決まることも多々ある中、幼稚園のお遊戯会で全員主役というのもいかがなものかと思う。

皆が同じものを背負って生きて行けるのならば、不平等や貧困、差別など皆無なのだから。

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