第4話 負のオーラに近づいてはいけない
世の中、目に見えないもので判断をすることはよくあることだ。見た目だけではくその人の雰囲気やまとっている空気と言ったものだろうか。佇まいなどから、総合的にどういう人か先入観を持ってしまうだろう。人から聞いた噂や悪評などもそうだ。
例のモンスターバイトもそうだ。あの負のオーラの引力は凄まじいものがある。権力を持った人でも関わりたくないと思わせるような人は一生に一度会うか会わないかという人が身近にいたことが損するのである。その場から逃げても良いが逃げても私だけが助かる。どうにか負の連鎖を止めたかったが故に戦った。しかし、戦いもそう簡単ではない。自分だけではなく他人を巻き込み迷惑をかける。他人を傷つけ、自分も傷つける。幼稚な争い事が殺人にまで発展する世の中である。自分の身の安全は自分で守って行かないといけない世の中である。間違っていると上司さえも言わない。黙って見て見ぬふり。それはもう秩序の崩壊だと思います。
蓋を開けてみればくだらないこと、そんなことに振り回せる人。逃げるが勝ちでおしまいにしておけばよかったとも思う。でも、私が動くことで少しは変わればそれは御の字です。人は他人から言われても変われないし変えられない。自分が納得しなければ変わってはいかないのです。その変化や人のプラスのパワーを全て負のオーラに変えてしまう人って本当にいるんだなと。これだけは言わせてください。
絶対に、やられてもやり返してはいけない。逃げるが勝ち。相手と同じことをしては自分も同等に見られてしまう。どうスマートに対処するのが良いか。それは、上司に相談し、解決できなかったら人事、もしくは内部の相談窓口でどう行動すればよいかアドバイスをもらった方が円満にいくでしょう。
私はずっと考えていました。何故、中年の人は悪口が好きな人が多かったり、おばちゃん=井戸端会議=陰口、噂話が好きなのか?
これは私による個人的な感覚なので賛否両論はあります。中年の人たちと過ごしてきて、悪口による悪口の悪化でヤバい人がまぁ中にはいますよね。すごく優しい人もいます。悪口や陰口って快楽要素があって、自分じゃ止められないんですよね。その快楽ホルモンが脳から分泌されてるってわかっていないからどんどんエスカレートしていく。同じ快楽ホルモンでも前向きに自分のモチベーションをあげる意味での悪口もあると思うんです。youtubeなどで配信して専門家の方が言っていましたが、例えば彼氏を取られて、あの子が不幸になればいいとかっていうのはもう悪の中の悪。では同じ状況で自分があの子よりかわいくなって振り向かせてやるっていう解釈。どっちが自分の為だと思いますか? そこで考えます。もう彼を振り向かせることはやめようと思った時縁が切れる。縁を続けたければ自分を変える。選択が出来ます。
しかしですね、結婚して家庭を持っている主婦たちが何故あんなにも悪口を言うのかそれは旦那さんとの愛情不足などで承認欲求や快楽的なものを身近な人に求められず、悪口や陰口を言う事で発散している、いわば置き換え快楽なのではないかと……。
ともあれ、悪口はいけません。絶対に。他人の不幸を喜んで自分を幸せと偽ってはいけないのです。
自分が他人の幸せを見てうらやましがるのもいけません。いいなーとかは良しとしても自分がどういう風になりたいかを考えて行動しなければどうにもならないことを知って欲しい。他人は何もやってくれませんから。自分しかないのです。
一番やってはいけないことは人様の嫌がること、迷惑を常識外のことでやってはいけないということ。
人ってちょっとしたことって我慢できますよね。そういうことだって。でも、その我慢も常識を超えたら限界が来ます。その時のストレスをどう発散するか、どう対処していくか、こじれる前に絶対に相談した方が良いことだけは確かです。
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