第17話 新たな・・押しかけ側室?

王宮の庭園を散歩していた 立場は側室のティエ

廻りも何故か 納得して 更には祝福されて のびのびと生活していた


「ティエ様」

「あら ルア様とアイン様 どうされたのですか?」


「ヴァルジニテ王女様と白の国との戦の件で

ご相談があったのですが何処にもおられなくて」


「アイン様は薬師のお仕事があるから 戦には出られないはずでは?」


「いえ、今回は私もルア様と戦に参加します

大きな戦になるようですから 薬師兼騎士として参加します」


「そうですの 御二人とも どうかお気をつけて下さいませ」


「有難うございますティエ姫様」


ガサ・・木陰の茂みから音がした


「こら!だめだ!!」

「いやんですぅ~うふ  やっと王女様に勝ちましたわ」薬師イリシア姫


「こら!いい加減にせぬかイリシア」ヴァルジニテ王女



「麻痺の呪文に東洋の麻痺の効果のある針に

麻痺の薬・・三連技」「長かったわぁ~」本当に嬉しそうな笑顔の薬師イリシア姫


「こら!服を脱がすなイリシア!!!やめんか!」ワタワタと麻痺がかかった身体で慌てているヴァルジニテ王女


「ヴァルジニテ王女様 あの・・」


「ティエ、それにルア、アイン・・助けてくれ」

ヴァルジニテ王女の初めて見る泣きそうな顔 冷や汗が沢山・・


「すみませんお三方 少し御時間頂きます」

「今から王女様と契りを交わしますから うふふ」

恐すぎな笑みを浮かべてる薬師の美少女イリシア かなり大胆な行動



「ティエ姫様、邪魔してはいけない様ですから行きましょうか」

ルア達がティエに微笑む「え あの」焦るテイエ


「さあ 行きますよ」二人に連れて行かれるティエ


「王女様におかれましては ご健闘を・・・では」

にこやかに微笑む二人



「こら!助けんか!!」ヴァルジニテ王女の叫び「うふ~ん」イリシア姫


かくして押し掛け側室(恋人)の一人になったイリシア姫


王女達の家族の団らんに一人 人数が増えた


「うむうむ・・愛らしい美少女

イリシア姫は薬師の仕事では良い仕事をしてくれてる」

「ヴァルジニテ王女の事を頼むぞ」笑みを浮かべてヴァルーダ王 父王は言った


「はい!黒の王様 お任せください」


そうして王女の父王ヴァルーダはニコニコと笑っている


王女は多少、ひきつり笑顔で笑っている  ティエもルア達は穏やかに微笑んでいた

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