火焔の王女と銀の髪の乙女

のの(まゆたん@病持ちで返信等おくれます

第1話 白猫耳の少女テイエ 前世は女王さまの側室でした うふっ

白耳で銀髪のとても美しい少女がのほほんと笑う

「はい 私はテイエです ヴァルジニテ女王さまの縁(ゆかり)の者です」

「前世は女王の側室でした うふ」

白いしっぽがゆらりん


「ちょっとおおお 駄目駄目償還魔法使いデイアル また失敗したの

女王さまを怒らせても知らないから」仲間の一人


「どうだろうか?あの人はあの保護者達と違って

おおらかで 今は危険な戦闘中じゃないし」と言いつつ少し声が震えてるデイアル


「・・・女性相手で側室?」


「うふ 同性の恋人です

あ、このお菓子美味しい」嬉しそうにバターブレットをハグハグしてる


「スライムの苺やテインベリーのベリーの果実に漬けた砂糖菓子も美味しい」


「あの、飲み物は?」「有難うございます じゃあ紅茶で」

「エルダーフラワーの飲み物もありますよ」


「あ、どちらも飲みたいです」


「・・どうして 女王様の側室になったですか?」


「う~ん長い話になりますよ 

私の記憶の一部は忘れてしまいましたし いいですか?」


こくりと皆さま頷く

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