詩 故郷へ帰ろう
仲仁へび(旧:離久)
第1話
――争いはあけた
――だからもう誰かが 自分が倒れる心配をしなくて良いのだ
「これからあの懐かしの地へ帰れるのだと思うと」
「自然と足が軽くなる」
語り合った
肩をくみあった
夜空見上げ合った
笑いあった
同じ時を過ごした
同じ時代に生きている
同じ物を見て 聞いて 体験している
「必ず帰るよ」
「だからここで家を守っていてほしい」
胸の底に沈めた誓い 引き上げて
陽の光を共に見よう
旗に希望を添えて 帰ろう
「戦友にはもう二度と会えないけれど」
「それはきっと、とても喜ばしい事だ」
詩 故郷へ帰ろう 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます