チイちゃんとあなた。

あなたが生後半年から、保育園で、ずっと一緒のお友達よね。

体格も良くて、人見知りも、夜泣きもしない、マイペースな子で、

神経質で、小さかったあなたとは、正反対の子だった。

よく、うちに来て、一緒に遊んだね。

パパとあなたと、チイちゃんと３人で公園に行くこともあったのよ。

左手はあなた、右手はチイちゃん。パパはとても幸せそうだったわ。

その後もチイちゃんとはずっと仲良しだったわね。

あなたのよき親友。

パパと３人で、上野動物園に行ったこともあったし、

ママと３人で、科学館に行ったこともあったね。

チイちゃんママとも仲良しになって、家族ぐるみの付き合いになったわ。

驚くことに、小学校６年生になっても、パパと３人で公園に行ってたわ。

パパは、動けるからね。あなたのお友達と一緒に、鬼ごっこや、ボール遊びや縄跳びなんかも、他のお父さんに比べたら、沢山してくれて、自慢のお父さんだったわね。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい