第16話 支援

 その住民とは、外国で民主化デモを行っていて、日本についた人たちである。彼等を支援しろと影山局長は言うので、伊藤達は直接その場に赴く事になる。その場所とは都内にある施設であったが、彼等は裕福な生活をしている訳ではなかったようである。


「伊藤さん着きました。ここのようです」


 涼宮を引き連れてその施設にやってきた伊藤は、彼等を保護する立場にあったようだ。対策5課の手柄確保とはいえ、人道上の立場は守るらしいのが、彼等の流儀である。

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