孤高の詩人マフユフミさまの詩集3冊目。フミさまの詩には、ふと気づくと、仲間の気配がない。恋人の気配もほとんどない。時々愛するものが登場するけど、基本は自然と、目に映る光景と、自身を包む万物の描写である。美しく、愛おしく、切ない描写。人は時々一人になりたいと思う。孤独を味わいたいと感じる。そんな時のうってつけのお供が、この詩集なのです。