第175話 海に来て


ここから生命は生まれたのか、と

改めて思う


海に来て


太陽の光を受けてキラキラ輝き

止まることない波の音


汐の香りを吸い込みながら

水平線を見つめる


そうか、ここから来たのか


それならば

どう足掻いても敵いやしない


空の青を映しながら

果てしなく広がる水面


いつでも心惹かれ続ける

この生命の源に

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る