1-12 Wピンチの分断パーティ ミミ・アルフレッドサイド
●Wピンチの分断パーティ ミミ・アルフレッドサイド
ミミ : 念の為聞いとくが、店の出入口扉は耐久値持ってる?
GM : 一応、構造物としては設定しますよ。望むのならば。
ミミ : 設定してもらっていい?
GM : 店の扉なので少し頑丈として、ダンジョン用の木製の扉設定にします。
GM : HP:20 防護点:6の構造物です。
ミミ : ふむ
GM : 配置決まり次第戦闘開始です。
ミミ : 抵抗の目標値とダメージなど考えて、保って6ターンか。
ルカ : なんとしても抵抗して半減していきたいですね。
ミミ : 扉に精神抵抗とかないよな?
GM : 構造物ルールだとないですね。ただ、魔法ダメージは防護点が半分有効です。
ミミ : 方向性としては扉を壊す方向でいく。人形のダメージで、単純に考えれば6ターン程度で我々の体力は尽きる。
ミミ : ポーションを使ったとしてもだ。その6ターンで相手を殲滅するより、扉を壊して騒ぎを起こした方がまだ望みはある。
先制判定は前回の通り、相手が先攻となっています。
アルフレッド : 前衛
ミミ : 後衛
ダウレスのジークくん : 後衛
ミミ : それで死んじゃったらごめんな
GM : では、敵は全員後衛エリアです。
ルルン : いぎで!!
ダウレスのジークくん : 仲間を守れれば本望
アルフレッド : 補助動作 練技 ビートルスキン
ミミ : 初手スパーク来るから耐えてね
GM : 1ラウンド表、レナードサイド
GM/レナード : スパークをアルフレッド起点に行使 16と言って行使
アルフレッド : (ころころ……) 19 抵抗したぞい
GM/レナード : 半減して5点
GM/ストーンサーバント : それぞれ1,2の手番
GM/ストーンサーバント : 通常移動で前衛エリアへ移動
GM/ストーンサーバント : 全力攻撃を宣言 2回攻撃をアルフレッドへ 15と言って攻撃
回避を振るものの、元よりガチガチの金属鎧を着込んだアルフレッドに避けれるはずもなく。そのまま全力パンチを受けてしまう事に。
GM/ストーンサーバント : 1発目……22点
GM/ストーンサーバント : 2回目
アルフレッド : 14 良い出目じゃったが、避けれん。
GM/ストーンサーバント : 全力攻撃がない2発目……14点
ミミ : すまない、戦闘準備でバークメイル使うのを忘れた。Aランク緑を使用させてくれないか?
GM : OK こちらも端折り気味だったので失礼
ミミ : アルフレッドの防護点2点上昇
アルフレッド : なら1発目で7点ダメージ、2発目はダメージ無しじゃの
GM/ストーンサーバント : か、硬い……2体目の攻撃も1体目と同様に
アルフレッド : (ころころ) おぉ、1回目は回避。2回目はヒットじゃ
GM/ストーンサーバント : 全力攻撃の方を避けるとは……15点
アルフレッド : ならダメージは受けん。
1ラウンド表をやり過ごし、ストーンサーバントのオラオララッシュを1回奇跡的に避けた状態で、アルフレッドは残り25点。毒を考慮すれば、厳しい展開です。
GM : 1ラウンド裏、冒険者サイド
ミミ : やることは決まっている 補助動作による賦術使用
ミミ : アーマーラストを扉に対して使用 使用カードは黒Aランク、使用枚数はカード軽減により1枚
ミミ : (ころころ)賦術は発動。扉の防護点3点減少
ミミ : 続いて主動作によりヒーリングポーションをポーションボールにてアルフレッドに投げる。
ミミ : 命中も(ころころ)、回避はないので当たる。
ミミ : ポーションによる回復、7点。手番終了
ダウレスのジークくん : 手番 テイルスイープ対象選択 扉と吹き矢人形
GM : 後衛エリアからも人形には接敵出来るものとして扱えるので、OKです。
ダウレスのジークくん : それぞれ11点、12点
ダウレスのジークくん : テイルスイープ 1ターン 使用不可
GM : 尻尾の一撃で扉、そして棚に乗った人形を攻撃。人形は派手に複数体が破壊され、他の玩具共々吹き飛んでいきます。
アルフレッド : ストーンの無印を狙う。
アルフレッド : 命中は16、ダメージは11じゃ。手番 おわり
GM : ストーンサーバントもさすが石だけあって、防護点高いですね。4点通しです。
GM : ではここで人形の手番。ギミック使っちゃいますよ~
アルフレッド : 「硬さ勝負じゃ」
GM : 吹き矢の対象は……そうか、騎獣も対象に入りますね。(ころころ)ジークとアルフレッド。14の抵抗をどうぞ
ジークは11、アルフレッドはドワーフ仕込みの生命力で17 危なげなく抵抗。ジークに14点と強烈なダメージを与え、アルフレッドは半減で6点を受ける。
GM : 2ラウンド表、レナードサイド 扉を攻撃して逃げようとしているのをレナードが察しますよ。
GM/レナード : 「貴様ら、逃げるつもりか! 逃がしはせんぞ!」
GM/レナード : 手番 スパークをゴーレム巻き込みで前衛エリアに16と言って行使
アルフレッド :19で抵抗。
GM : 出目もいいし、精神力ボーナスも高いから凄い達成値……。レナードはレベル的にも攻撃魔法がない。扉が壊される前に仕留めなければ……。
GM/レナード : アルフレッドから 半減で6点 ストーンサーバントには半減で無印に5点、2にも5点
GM/ストーンサーバント : 手番 全力攻撃を宣言 2回攻撃をアルフレッドへ
ここから、ストーンサーバント2体のラッシュが入る。先程は1回避けられたものの、今回はフルヒット。体力は15点まで下がりました。というかこれだけ耐えられてるのが怪物じみている訳ですが……タンクファイター恐るべし。
GM : ストーンサーバント2体の殴打を一身に受けつつ、スパークの電撃がアルフレッドを襲う。それでもアルフレッドは耐えていく。
GM : 2ラウンド裏、冒険者サイド
ミミ : 補助動作により賦術ヴォーパルウェポン使用 使用カードは赤Aランク アルフレッドに。判定は成功。
ミミ : アルフレッドの打撃点+2点 続いて主動作によりヒールポーションをアルフレッドに投てき。(ころころ)命中
ミミ : 8点回復だ。手番終了 これ6ターンも保たないな……。
ダウレスのジークくん : 手番。扉狙い (ころころ)命中
ダウレスのジークくん : ダメージは13点
GM : んおぉ? 13点だと……惜しい、1点残しだ……ッ
アルフレッド : ストーン無印へ近接攻撃
アルフレッド : 18でヒット ダメージは14点 手番おわり
GM : では人形から。対象はジーク、ミミ。おっ アルフレッドが外れた! 生命抵抗どうぞ 14です。
ダウレスのジークくん : 14
ミミ : 20で抵抗。
GM : ジークは7点、ミミは6点どうぞ。
GM/レナード : 3ラウンド表、レナードサイド
GM : 扉が大きくひしゃげ、ジークが破壊するのは時間の問題となります。レナードは大急ぎで攻撃に集中します。
GM/レナード : 手番 スパーク巻き込み行使。
アルフレッド : 14……抵抗失敗じゃと?
GM/レナード : (ころころ) アルフレッドに11点 ストーンサーバントには半減で6点、6点。
これにより残りHPが12点になるアルフレッド。辺りにヒエヒエの雰囲気が漂い始める。
GM/ストーンサーバント : 手番 同じ行動を繰り返す。
今回もストーンサーバントの4連打が全ヒット。内一回は回避が自動失敗という有様。
GM : ダメージがそれぞれ19点、14点、16点、12点……どうだ?
アルフレッド :4点、1点もらって……後は弾くわい。12点から残り7点、耐えとるぞ。
GM : 何食ったらそんなに固くなるんですか? 並の冒険者なら既にぐちゃぐちゃのハズなんですが?
GM : 3ラウンド裏、冒険者サイド
GM/レナード : 「ええい、まだ耐えるか! 頑強な奴め……!」
ダウレスのジークが繰り出すテイルスイープはしっかりと扉、人形に命中。扉は壊れる。しかし、問題はアルフレッドが乱戦を離脱するのに必要な1手番分、耐えられるHPがない事。パーティに暗い雰囲気が立ち込める。例え後衛エリアのミミが逃げられても、アルフレッドは取り残されてしまいます。
GM : ジークの再度振りなおした尻尾により、扉は音を立てて壊れる。人形も半数以上が薙ぎ払われました。
ミミ : 扉の外が見えると思うが、人通りはどう? パッと見でいい。
GM : 人通りは今の所見えません。しかし……(はてさて、現在時刻は……っと)
GM : 扉前に陣取る人物が3人見えます。
ミミ : それはそれでびびるわ
アルフレッド : 「ミミはやくにげるんじゃー」
ミミ : 「逃げたいところなんだが……そうだねぇ、私にもよくわからん状況だ」扉のその3人を見ながら
GM : いずれもフードを目深に被り、顔を隠そうとする意思が明らかです。
アルフレッド : 「ジークよミミを守れー」
ミミ : っていうか陣取られてたら逃げれねぇよ。
ミミ : まぁ敵だったら潔く死のうぜ。
ミミ : 骨は拾ってくれよな。
ルルン : これなにもしらないルルンが行っても死亡フラグじゃ……
ルカ : いきて
GM : その3人の先頭には比較的小柄な人物。左右後方には180センチ程で、がっしりとした体格であろう人物が2人。
GM : レナードは見ず知らずの人物にこの現場を見られた事で顔をしかめますが、一瞬で怯えたような表情に切り替えます。
GM/レナード : 「お、おぉ……客人か! すぐに衛兵を呼んでくれ! 暴漢に襲われている!」
GM : 小柄な人物は辺りを一瞥する。まつ毛の長い目がぐるりと左から右へ走る。
ミミ : 「……誰だよ、お前ら」
GM : そして、小柄な人物は冷ややかな声音で口を開いた。
アルフレッド : 「なんでもいいミミを助けてくれ!」
GM/小柄な人物 : 「ほう……情報は間違っていなかったようね」
GM/小柄な人物 : 「ドワーフに助けを乞われるとは腸が煮えくり返るけれど、逃げ出そうとしているようだから、今の所は許してあげましょう」
GM : 声から察するに女性らしき人物が、鼻を鳴らして合図を出します。
GM : すると、大柄な人物はローブから鋭い爪を露わにしながらストーンサーバントへ襲い掛かりました。
GM/小柄な人物 : 「通行人に気取られる前に済ませてしまえ。冒険者、借りを返すぞ」
GM : レナードはストーンサーバントに襲い掛かる謎の人物らを見て、混乱した。
ミミ : これは戦闘続行?
アルフレッド : 「借りじゃと?おぬしらは一体!?」
GM : いえ、扉を破壊した時点でこの戦闘はここで終了します。
ミミ : おーけー
ルルン : よかった、みんな生きてて……
ミミ : というわけで今どういう状況だ?
GM : 大柄な人物はフードに身を隠した蛮族でした。それらの加勢により、ストーンサーバントは破壊されレナードは殺されます。
ミミ : なるほど
アルフレッド : 「お主らは一体なんなんじゃ? イテテテ」
GM : 息も絶え絶えの中、最後にレナードは奈落教団を賛美する言葉を呟き、息を引き取ります。
ミミ : 「あの魔術師もどきの仲間か」
GM/小柄な人物 : 「そうね。しかし先んじてここへ来ていたのに、何を手間取っていたのかしら」
GM/小柄な人物 : 「あたし達にとっては好都合だけど」
ミミ : 「相性の良し悪しはあるものさ、出来ないものは出来ないんだよ」
GM : と、交易共通語(今更)で話しかけます。
ミミ : 「助けてもらったことには感謝しているし、色々と話を聞きたいところだが……」
ミミ : 「少し作業しながらでも構わないか?」
ミミ : といって救命草を焚く準備をしてみるけど
GM : そう言われると、フードを被った女性は冷ややかに笑います。
GM/小柄な人物 : 「借りは返したはずだ。今のでチャラ。スニイプに化けた奴と無駄に争って時間を浪費させなかった事は、賢明だったが……ここでなぜお前達を殺さない道理がある?」
ミミ : 「おっと、そう来るか、まぁそうだよねぇ」
アルフレッド : 「それはそうじゃがお主らレナードを ゲホッゲホッすまん 殺してしまって良かったのか? 」
ミミ : 「では命乞いだ、情報をやるから助けてくれ」
GM/小柄な人物 : 「レナードは生かしたかったが、どうせ狂信者。生きていても情報は吐かないでしょう。だから結果オーライよ」
GM : ね? ね? と左右の蛮族に尋ねると、大柄な人物は「あ、ああ」と頷きます。
ミミ : 「ま、あの狂いっぷりはどの道最後は自決していてもおかしくはないか」
GM/小柄な人物 : 「で、情報って何かしら。数十秒はもたせるような価値があるんでしょうね」
ミミ : 「はっはぁ、数十秒生かしてくれるのか? お優しいことで」
ミミ : 「では命乞いを始めよう」
ミミ : 「まず確認だが、お前達の目的はあの羊皮紙だな?」
GM/小柄な人物 : 「そうよ。ここにあると聞いたわ……そこのクソドワーフからね」
アルフレッド : 「クソドワーフじゃと!?」
ミミ : というよりも、アルフレッドはこいつと会ったことがあるってことか?
GM : どうも、スニイプ経由で得た、ドワーフの情報の事を指しているようです。
ミミ : ああスニイプの話ね
ミミ : 「では残念だが、羊皮紙はもうここには無いぜ」
GM/小柄な人物 : 「ハァ!? 何よそれ!」
ミミ : 「さぁ困ったねぇ、では羊皮紙はどこに行ったんだろうねぇ」
GM/小柄な人物 : 「チッ 一人残しさえすれば情報は残るだろう……」
GM : アルフレッドを一瞥し、大柄な蛮族がアルフレッドへにじり寄ります。
アルフレッド : 「わしを殺すのか」
ミミ : 「やってみろよ、その瞬間私も舌を噛み切ってやる」
GM/小柄な人物 : 「まさか。そうだとしてもこの家に手がかりがあるかもしれない」
GM/小柄な人物 : 「アタシはそれでも構わないわ……」
GM : と、言う事ですが……
ミミ : 「はっはぁ、だから蛮族は蛮族なんだよ」
GM/小柄な人物 : 「バ ル バ ロ ス だ人族共め」
ミミ : 「ああ、そうだったな、失礼した」
ミミ : 「で、君らはこの狂信者がロクな情報を残していると本気で思っていると?」
GM/小柄な人物 : 「調べれば分かる。お前達がこいつに変な時間を与えていなければな」
ミミ : 「さぁ、どうだったか、あまり覚えてないねぇ」
ミミ : 「なら取り敢えず2階を調べてきたらどうだ? 我々は少し休憩だ」
アルフレッド : 「殺される前の最後の一服じゃ」
GM/小柄な人物 : 「逃げ出したり助けを呼んだりするかもしれない奴を置いてか? アタシがそこまで馬鹿だと思ってるのか」
ミミ : 「なら一緒に行こうか?」
アルフレッド : 「そうじゃ、一緒に探してやるわい」
GM : その提案に関しては、一瞬黙ります。
GM/小柄な人物 : 「……良いだろう」
GM/小柄な人物 : 「確かに、上にある情報が隠されているかもしれないし、変な小細工が施されているかもしれない、と予想する。アタシは賢いからな」
ミミ : 「お、流石賢いねぇ」
アルフレッド : 「お主頭がキレるのぅ」
GM/小柄な人物 : 「フフフ……まぁ、悪い気はしないわね。ドワーフは死ね」
アルフレッド : 「死ね!?」
一同 : (爆笑)
GM/小柄な人物 : 「さっさとしなさい、上へ行くわよ」
アルフレッド : 「わしだけ当たりきっついのぅ」
GM : と、懐から覗かせる剣でつっつきながら2階へ先に行かせようとします。
ミミ : では2階へ
GM : 2階は玩具を作る工房、そして備品置き場、寝室を全てワンフロアに収めている構造です。
GM : 階段を上ってすぐ、左手に作りかけの玩具と道具が置きっぱなしの机。右手には備品や作り上げた玩具の控えが無造作に棚へ飾られています。
GM : その最奥にはベッドと書き物机が見えますね。
GM : そして、床には人形が多数転がっています。吹き矢を吹いていたものと同種ですね。
GM : 今や魔法が切れ、ただの人形となっています。
ミミ : 「……」
ミミ : 歩くついでに意図的に人形を踏んでいく
ルカ : なんてことを……
ルルン : やるかやられるかの世界……
GM : あっ 毒の塗られた矢がっ あ、ぺきっ
ミミ : 吹き矢なんだがら毒矢が露出してるわけないんだよなぁ
GM : 賢い
GM : では、小柄な人物は、大柄な人物へ探索を指示します。大柄な蛮族達は、手当たり次第に棚や工房から調べ始めますが、かなり雑な調べ方です。
ミミ : まぁ調査については私も似たようなものだわ
アルフレッド : 「探索するかのぅ」 (ころころ)9
ミミ : 私は10
GM : 売り込んだのに全然駄目じゃないですか……っていうか平目のミミの方が高いし(笑)
GM : 残念ながらアルフレッドは何も見つけられません。
アルフレッド : 「な ないのぅ」メンタルボロボロ 髭もナヨナヨ
GM : ミミは、書き物机の引き出しに小さな宝箱を見つけます。そして、脇に置かれていたゴミ箱から焼かれた手紙を見つけるでしょう。
ミミ : 焼かれた手紙は読める?
GM : 普通には読めません。判定に成功すれば半分程は読めるかも。因みに宝箱は施錠されています。
ミミ : 施錠解除はスカウトだっけ
GM : YES
ミミ : おーけー
GM : 手紙を読むには文献判定をどうぞ、目標値は14です。
ミミ : とりあえずじゃあ文献判定するぜ 16だ
GM : では成功したので半分程読めます。
GM/小柄な人物 : 「まったく、ドワーフは何してんのよ。で、そっちは何か見つけたみたいね」
ミミ : 「まぁ待てよ、確認中だ」
GM : 「~紙の受け渡しは
~頃に玩具屋で行う。
~達が、万が一来なかった場合
~17時に奈落教団支部へ届けろ。
~百教教会と間違える事がないように」
ミミ : 「ふぅん、なるほど」
ミミ : とりあえず宝箱はポッケにいれとこ
GM/小柄な人物 : 「ねぇ、何があったか早く教えなさいよ!」
ミミ : 「羊皮紙の行方に目途は付いた」
ミミ : 「が、ここでペラペラ喋って用済みだと殺されるのも御免だ」
GM/小柄な人物 : 「ハァ? ならアタシが読むから寄こしな」
ミミ : 大人しく渡す
GM/小柄な人物 : 「……」
GM : 灰で煤けた手紙の文字を、その瞳で追いかけますが
GM/小柄な人物 : 「いいわ。まだ生かしといてあげる」
ミミ : 「はっはぁ、助かるよ」
GM : と言ってる所で、大柄な人物が突然ミミの片腕を掴みます。
ミミ : 「おっと、セクハラだぜ?」
GM/大柄な人物 : 「小さな箱は渡してもらおう。俺は見た。ポケットに入れる所を」
ミミ : 「……ちっ」大人しく渡す
アルフレッド : 「他はなんにもないのぅ」
ミミ : 「ソイツを開けられそうな奴に心当たりがある、大事に持っていてくれよ?」
GM : 大柄な蛮族が宝箱を受け取ると、外で流石にがやがやと喧騒が広がりだします。
GM : 扉が壊れている事で、衛兵を呼ぶようにという声が聞こえてきます。
GM/小柄な人物 : 「あぁもう、扉の事忘れてた。拷問もする時間がない、羊皮紙の居場所はどこ!?」
GM : 案内しろ! とまくしたてますよ。
ミミ : 「では早速出発しようか」
GM : 全員揃って、家を出ていきます。その前に放火をする蛮族。
ミミ : まぁ、それを止めることは出来ないな。
GM : 剣を床に突き立てる小柄な蛮族。すると、剣が見る見る内に炎をまとい、家に火が回り始めた。
GM/小柄な人物 : 「さぁ、行くわよ。顔を隠した方がいいかもね」
ミミ : 冒険者セットから毛布を取り出して顔に纏う。
GM : 店を出て路地に滑り込んだ一行。小柄な人物は一見すれば、目元を見ても人に見える。大柄な人物も、先程の戦闘を見ていなければ、大柄な人間に見えるよう変装してあった。
ミミ : 人族に化けてるって考えてもいいってこと?
GM : そうですね。大柄な2体はただ変装して誤魔化しているだけですが、小柄な方は分かりません。
GM : 変装なのか、変身しているのか。
GM : 一応、危険感知判定を振りましょうか。小柄な人物に対して。目標値は13です。
ミミ : 7だ。
アルフレッド : 14じゃ!
GM : ならば、変装している事を見抜くでしょう。小柄な人物も蛮族です。マモチキも同様にここで済ませましょう。
魔物知識判定の判定を振る2人。
GM : 小柄な人物は抜けなかった。どうもメリアに似たような姿ですよ。また、額にうっすら瞳のような模様がありました。
ミミ : 皆目見当もつかねぇなぁ
GM/小柄な人物 : 「さぁ、どこへ行くのかしら」
GM : 現在時刻は15時
ミミ : 「まずはトライネヤ駅だな、そこからガグホーゲンまで向かう」
ミミ : 「おっと、電車賃くらい持っててくれよ?」
GM/小柄な人物 : 「ガグホーゲンね……潜むには最適な駅区か。っていうか払いなさいよ。生かしておいてあげてるんだから」
アルフレッド : 「すまん人形を買ってしまってガメルがなくての」
GM/小柄な人物 : 「哀れね……ていうか何で人形なんか買ってんの」
アルフレッド : 「可愛い孫のような子のためじゃ」
ミミ : 「人族の文化には、贈り物というものがあるんだぜ」
アルフレッド : 「お主らは自分の子供に愛着はわかんのか?」
GM/小柄な人物 : 「はぁ下らない。人形のどこがいいのかしら」
アルフレッド : 「お主らが我が子に餌を与えるのと同じようなもんじゃよ」
GM/小柄な人物 : 「まぁ……自分の子供だったら流石に愛着が湧くかしら。強けれ、ば? 居ないから分からないけど」
アルフレッド : 「ゲホッゲホッ いずれお主らもわかるときがくるじゃろぅ」
GM/小柄な人物 : 「ふーん、そんなもんかしら……って、さっさと行くわよ」
アルフレッド : 「デカいのや 肩を貸してもらえんか」
GM/ドーンウォーカー : 「超疲れてるじゃん……」
GM : 一応、連れて行かねば困るので肩を貸します。
アルフレッド : 「すまんの。お主なかなか良いやつじゃの」
ミミ : 「今更逃げようなどとは考えていないが、応急手当くらいさせてくれないのか?」
アルフレッド : 「ゲホッゲホッゲホッゲホッ」
GM/ドーンウォーカー : 「こりゃ治療した方がいいのか? 怪しまれてしまう」
GM/小柄な人物 : 「もう咳がうるさいわね! 血も出てるし! 分かったわ、程ほどに治療しなさい」
アルフレッド : 「わしのことは構わゲホッゲホッ」
アルフレッド : 「うぅ すまんの」
ミミ : 「ではお言葉に甘えて」
ミミ : 救命草を使用 ワンチャン掛けてクロロ酵素使うか。(ころころ)6点
アルフレッド : 「小さいのや お主優しいではないか」
GM/小柄な人物 : 「ハァ? 勘違いしないでよね!」
アルフレッド : 「良い子ができるとよいな」
アルフレッド : 「ゲホッゲホッ」
GM/小柄な人物 : 「あぁっ! 剣の加護がなければ焼き殺したいっ」
アルフレッド : 「ゲホッゲホッグハア」
同情を誘おうとしすぎてこのドワーフうるさい(笑) ともかく、蛮族達と鉢合わせした結果奈落教団の手先を倒す事は出来たものの、一難去ってまた一難状態。ルカとルルンの方はどうか平穏であって欲しい……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます