第1話 誘いの地図
1-1 導入~あれ、これって恋愛モノTRPGでしたっけ
●導入
GM:あらすじに入ります。アルフレイム大陸、ドーデン地方のキングスレイ鉄鋼共和国は首都キングスフォールにて冒険は始まる。冒険者達はグランドターミナル駅周辺にある、冒険者の宿「幸運の足亭」にて集まった。……という訳で、導入は経歴にちなんで個別に行いたいと思います。
ここで、イメージ共有するべくキングスレイ鉄鋼共和国の説明を入れます。舞台となる地方や、国のイメージを膨らませるとプレイヤーも動きやすいですし、何より楽しめます。今回に向けて買ったサプリメント「鉄道の都 キングスフォール」を元にどんな国かを説明しました。皆さん熱心に聞いてくれ、興味が湧いているようです。「鉄道の都 キングスフォール」は書籍・電子版共に販売中です。ご興味があれば是非どうぞ!
GM:まずはルカとルルンが、仕事を探しに……。そしてルルンが夢に見た内容について調べる事も含め、キングスフォールに列車で東からやってきます。時刻は朝9時としましょう。
ルカ:「ルルンさん、足元気をつけてくださいね」
ルルン:「おっきーい!」
GM:グランドターミナル駅は赤煉瓦と白い窓で彩られた石造りの三階層に始まり、その上から同じく煉瓦化粧を施され、ステンドグラスやガーゴイル像などで飾られた建物や尖塔が屹立しています。その数の多さとそれを可能とする広さは、まさに一つの街並みを作り上げているでしょう。
それだけに飽き足らず、両脇から石造りのアーチ橋が伸び、様々な尖塔と結ばれながら窓からは華々しい垂れ幕がいくつも風にたなびいていました。荘厳にして華美、初めて見た人はそのスケールに圧倒されるでしょう。
ルカ:「噂に聞いていたとおり……本当に荘厳ですね」
ルルン:「人もたくさんだ!」
GM:1階の大部分は、鉄道のプラットフォームとなっています。
天井も、横幅もとても大きいです。魔動機文明時代の建造物を多く流用しており、煉瓦と漆喰でそれらを覆っているようですね。
北は奈落の壁から、南はブルライト地方、東はドーデン横断鉄道、そして“壁内”東西線が1階のプラットフォームにて乗車出来ます。
また、乗客目当てにクレープ屋等の店が並び、駅に降りれば甘い香りが鼻腔をくすぐるでしょう。
ルカ:ここまで人が集まっているのを見るのは僕も初めてです。迷子にならないようにしないといけませんね。
ルルン:「いいにおいする。ルカ君おなかすいた」
ルカ:「待っていてください」
ルルン:「ルカ君どこいくの?」
ルカ:お財布の中身5ガメル クレープください。耳をぴょこぴょこさせながら注文してます。
GM:では、店員の茶髪の女性が対応します。クレープをお渡ししますが、カップル割引なるものをやってるらしく、二人セットで5ガメルで買えますよ。
ルルン:ルカ君の後ろに立っています。
ルカ:「カップル割引!?」
ルルン:「カップルって何?」
ルカ:「いや……僕たちはそういうのではなくて……! その……!」
GM/女性店員:「カップル、じゃありませんでしたか!?」
ルルン:「ルカ君カップルって何?」って聞きながらルカの腕を持ちます。
GM:あら~
ルカ:「カッ!!」(紅潮)
ルルン:「お姉さんこの甘いものください!」
GM:「やっぱりじゃないですか! まぁ初々しいですね~」と店員の女性は訳知り顔で二つ用意します。という訳で新鮮なフルーツが盛りだくさんのクレープが渡されますよ。
ルルン:「ありがとう!」と言いながら受け取ります。
ルカ:「あ、ありがとうございます……」(カップル購入してしまった……)
ルルン:「見たことないものがたくさん!」と嬉しそうにクレープを見ます。
ルカ:(まぁ…ルルンさんが喜んでくださっているので良しとしましょう)
ルルン:「おいしい!!」
ルカ:「もしかしたらこのフルーツ、フレジア森林国のものかもしれませんね」
なんとも言えない甘酸っぱい展開に、待機中だったアルフレッドとミミもわいわいと茶々を入れる。
ミミ:(ほっぺに……ほっぺにクリームをつけるのです……)
GM:電波を受信しました。(ころころ……)ルルン、か。では、ルルンの頬にクリームがべっとりとついちゃってますね。
ルルン:(気づかずに夢中でクレープをほおばります)
ルカ:「あ……ルルンさん付いてます」と言ってクリームを拭き取ります。
ミミ:(笑顔)
GM:拭き取った(歓喜)
ミミ:我々の勝利だよ。
ルルン:「ありがとうルカ君!」(笑顔) あれ、これ恋愛ものだった??
GM:満面の、文字通り花咲く笑顔を浮かべ周囲を行きかう男性からは思わず二度見が。
ルカ:嬉しそうなのをみてルカも嬉しいです。美味しいのだろうなと。
ルカ:「僕のフルーツもあげます。ルルンさんのおかげで2つ買えたようなものなので」
GM:さもありなん、ルルンの機転のお陰でお得にクレープを手にした二人は忙しく動く人々の中を移動していきます。早速仕事を探そうと駅を抜けてグランドターミナル駅前に移動しました。
ルカ:お財布0ガメルの男ルカです。どうぞ宜しく。
ルルン:ルルンのほうがまだ持ってる(笑)
ルカ:不甲斐なくてすみません……。
ルルン:お金探そう。
GM:一応、冒険者ギルドに目星をつけていたものとしましょう。
ルカ:「僕たちがお世話になれそうな冒険者ギルド支部は……ここですね(案内板)」
ミミ:列車ん中でパンフレット見ながらキャッキャッしてたんだろうね。
ルルン:私はしてそう。
ルカ:「……幸運の足亭」
ルルン:「どこいくのー?」
ルカ:「あ、すみません。これから仕事を貰いに冒険者ギルド支部へ向かいます」
ルルン:「おーお仕事。じゃあはやくいこう!」
GM:ルカとルルンはグランドターミナル駅周辺にあるという、幸運の足亭に向かいました。グランドターミナル駅周辺にある、こぢんまりとした店舗。店内は暗めの木材による家具で統一され、落ち着いたシックな印象です。亭主はマクネアというタビットの男性です。主に鉄道関連の細々とした困り事を扱い、冒険者達に依頼する。非常に落ち着き、理知的な男性で引き締まったスーツと帽子、モノクルが印象的。
GM:そんな店舗には、アルフレッドが先に居るという事にしましょう。シーンを区切り、アルフレッドひいてはミミの導入を済ませます。アルフレッドは亭主と知り合いで信頼されているとしますね。
ミミ:ちなみに宿は併設されてるのかい?
GM:はい、小さいながらも宿を兼備しています。
アルフレッド:「マクネアよ 最近の魔動機の構造はよーわからんと思わんか? ……わしにはさっぱりだ。全く髭の油がとれんぞ」
GM:マクネアは食器を拭きながら細い目をアルフレッドに向けます。
GM/マクネア:「ええ、ええ。分かりますよ」
GM:依頼と依頼間にある時間を有意義に使い、副業の機関士として整備を終えたアルフレッドは汗と油をぬぐいながら一休み。マクネアは労うように話を聞いています。そこへ来訪者が。
ミミ:店に入って、店内を見渡す。人はどれくらいいる?
GM:まばらな印象を受けます。
GM/マクネア:「発展著しいですからねぇ、整備も大変でしょう。冒険者をやりながらというのも拍車をかけて――おや」
ミミ:「すまない、ここは禁煙か?」
GM/マクネア:「いいえ、大丈夫ですよ。揉め事にだけお気を付けください」
ミミ:「はっはぁ、助かる。最近は分煙だか禁煙だか、店に入れてくれないことも多くてねぇ。まぁ、それはそうとして冒険者として働きたいんだが、パーティの斡旋などは取り扱っているかい?」
アルフレッド:「見ない顔じゃが お前さん冒険者は初めてか?」
ミミ:話しかけられたので、アルフレッドを一瞥。「やんごとなき事情で前職をクビになってね」
アルフレッド:「冒険者は日銭稼ぎがてらってことじゃな」
ミミ:「まぁ、そういうことさ」
アルフレッド:「前職はなにを?」
ミミ:「……。まぁ、俗に錬金術師と言われているものさ。ああそうだ、別に冒険者と会うのは初めてではないよ。前は、依頼する側だったからねぇ」
ミミ:「それはそうとご老人。……ご老人は失礼か」
アルフレッド:「老人か がははは なかなか言いよるな人間。おもしろい 気にいった」
ミミ:「はっはぁ、どうも世間知らずらしくてねぇ。気に入っていただけたなら何よりさ。で、話の脈略からして“ご老人”も冒険者ということでいいのかい?」
アルフレッド:「アルフレッドじゃ。その話だと冒険者は初めてじゃな 甘くはないぞ」
ミミ:「そうだろうねぇ、なんせ死と隣り合わせの職業だ。たった一筆のサインだけで冒険者という肩書を名乗れるメリットは大きいが、リスクについては、それはそれはとてつもなく大きいのだろうねぇ」
ミミ:「ただ私には、他に選択肢が無いのも事実。どうだろう、ご老人。そんな冒険者を甘くみている奴にお灸を添える意味でも、一度パーティを組んでみるのは」
ミミ:初見の人間にも普通に話しかけてきたことから、たぶん放っておけない性格なのだろうと推察。そこに付け込む。
アルフレッド:「ここで会ったのが縁じゃ ついていってやろう タバコの女よ」
ミミ:「はっはぁ、助かるよ、もし今日パーティが見つからなければ、身売りしかないと思ってたからねぇ。おっと、すまない亭主。パーティの斡旋を依頼しようとしていたが、見ての通り一人確保できてしまってねぇ、あと二人ほど欲しいところだが、当てはあるだろうか?」
GM:マクネアは傍からやり取りを眺めていましたが、微笑んで頷きますよ。
GM/マクネア:「興味深い方が見つかりましたね、お互い。では、この場に居る方にお声がけでもしましょうか。細々とした依頼は多々ありますゆえ」
GM/マクネア:「と、言いたい所ですが……」
ミミ:「何か問題でも?」
GM/マクネア:「実の所、依頼人が来訪する予定でして……律儀にアポを取った上での。しばしおくつろぎ下さい。話はそれからにしましょう」
GM:と言うが早いか、店舗にはフードを目深にかぶった人間の子供くらいの身長をした人物が現れ、マクネアに連れられて個室へ。そうやってマクネアが去った後に、新たな冒険者が。どうぞー
ここで、ルカとルルンが合流する事に。
ルカ:「ここが幸運の足亭ですね。失礼致します」と言いながら扉を開け、ルルンさんを先に室内へ通しますね。
ルルン:「こんにちはー!」
ミミ:カウンターに座って煙草をふかしとく。物音と声をしたので、そちらを一瞥。
アルフレッド:「亭主はおらんぞ なんの用だ?」
GM:全幅の信頼を置ける人物だと思っているので、アルフレッドが店番みたいになってますね。
ルルン:一目見てタバコをふかす女性とドワーフを見てちょっと怖くなりルカの後ろに回り込む。
ルカ:「亭主さんはお留守ですか?」っと、後ろに回られて少しわたつきます。
ミミ:「はっはぁ、これはこれは珍しい。メリアとリカントの組み合わせとは」
アルフレッド:「マクネアに用なら少し席を外しておってな しばらく待ってくれるかお嬢ちゃん達。好きな所に座ってくれ 飲み物は出せんがな。がはははは」
ルルン:小さい声で「ルカ君ここ本当にお仕事教えてくれるお店?」と尋ねます。
ルカ:「大丈夫ですよルルンさん。亭主さんが戻られたら依頼を請けられると思います」
ルルン:ちょっと不安げな顔をしながら(そうなのかな)と思ってます。
ルカ:「僕たち冒険者をしていまして、なにか手頃な依頼があればと思い伺ったのですが」アルフレッドの事は店の人かなと思っていますね。
ミミ:「ああ、奇遇だね。私もそんな手頃な依頼を探していたところさ。ところが店主には先約がいたようでねぇ、今は順番待ちさ」
アルフレッド:「お嬢ちゃん達戦えんのかい? まあタバコの女よりは戦えそうじゃな」
ミミ:「それは否定できないな」
アルフレッド:「まあ頭のキレはお前さんが一番だろうのう」
キャラクターの経歴を優先し、ミミは冒険者の経験がないものとしています。しかし名誉点はあるので、それは研究者時代に得たものとして、アルフレッドはミミの名前を聞いた事があるとしています。
ミミ:「……おやご老人、私を知っていたのか?」
アルフレッド:「アルケミストを否定したタバコの人間の女。おぬしじゃの? 以前マクネアが楽しそうに話とったよ」
ミミ:「はっはぁ 私から言わせてみれば、アルケミストなどという大層な奴は、いまだこの世に一人もいないというだけさ」
ルカ:「ルルンさんの妖精魔法は素晴らしいですよ」
ルルン:「ルカ君もつよいんだよ!」とルカの背中から話します。
ルカ:「ありがとうございます、ルルンさん」
ミミ:「ほう、フェアリーテイマーと、リカント君は……ファイターかい?」
GM:まもちきされててもおかしくない。
ルルン:こわ
ミミ:蛮族煽る用にとったセージだけどな。
ルカ:「はい、少しばかり戦闘の知識のある駆け出しの神官といったところです」
ミミ:「神官……ほう、それはそれは(いいやつ見つけたわ的な顔)」
アルフレッド:「お嬢ちゃん達はどこから来たんだい? ああ 自己紹介がまだじゃったな 亭主代理 アルフレッドじゃ よろしくのぅ」
GM:(笑)
ルルン:代理(笑)
ルカ:「東の方から、先程魔動列車に乗って到着したところです」
ルルン:後ろからうんうんとうなずきます。
ミミ:「ご老人? 冒険者ではなかったのか?」
アルフレッド:「冒険者は休業中でな。普段は魔道機関車の整備をしておる」
ルカ:「代理の方でしたか!すみません。申し遅れました。冒険者のルカと申します」
ルルン:「ルルンです……」
ルルン:とりあえずあたりをみまわして近くの椅子に座ります
ルカ:「あれの整備を? すごいですね」
ミミ:「ああ、そういえば名乗っていなかったね。私はミミ、ミミちゃんとでも、ミミさんとでも好きに呼んでくれたまえ」
ルカ:「アルフレッドさん、ミミさん。よろしくおねがいしますね」
ルルン:ルルンは店内をはーっと見回してます。
アルフレッド:「アルと呼んでくれて構わんぞ ルルンとルカ」
ミミ:「ああ、よろしく。どうだろう、ルカ君。我々はパーティを組める相手を探していてね。我々二人と、君たち二人合わせると、バランスのいいチームになると思わないか?」
アルフレッド:「ルカは戦士だったな? 丁度いい お前達ついてこい 日銭稼ぎがしたいんじゃろ?」
ミミ:(誰の手も付いていないフェアリーテイマー、プリーストのセットなんて激レア人材、ここで囲むしかないよなぁ)
アルフレッド:「なに心配いらん 守ってやるさ(胸ドガッ)」
ルカ:「ルルンさん、お誘いを頂きましたがどうでしょう?」
ルルン:「ルカ君がいいならいいよ」と向き直りながら話します。
ルカ:「わかりました。……アルフ…アルさんのような強靭な方とミミさんのような聡明な方がご一緒してくださるならまさにミノタウロスに金棒ですね」
GM:ミノタウロスに金棒!(笑) ラクシアことわざ、GM大好きです。
ミミ:「はっはぁ、褒めても何も出ないぜ?」
アルフレッド:「ミノタウロスじゃないぞ! ドワーフじゃ!」
ルルン:「ミノタウロスって何?」
ルカ:「詳しくは僕も知らないのですが、そういうことわざがあるのです」
ルルン:「へー」とおもいながらカップルもなんだろうとブツブツと考え込んでます。
ルカ:カッ(紅潮)
ミミ:「カップルとは何か、か。はっはぁ、それはまた哲学的な話だな」
ルルン:ミミをみながら首をかしげてます。
ミミ:「ま、それについてはまた今度」
アルフレッド:「マクネアの奴おっそいのぅ 客が来てると言うのに」
GM:ナイスアシストです……ではアルフレッドの言葉に応えるように、マクネアが小走りで戻り、周りを見渡して少し驚いています。
ルカ:「あ、亭主さんですか!?亭主さんが戻られましたよ!(話を逸らす)」
アルフレッド:「おーマクネア 客じゃ」
GM/マクネア:「いやはや、失礼しました。良かったまだ残っておいでで……あれ、増えてます?」
ミミ:「ああ亭主、どうやら4人揃ってしまってねぇ。パーティの斡旋の話はなかったことにしてくれたまえ」
GM/マクネア:「代わりに応対ありがとうございます、アル。どうやら上手くまとまっているようですね」
GM:と、マクネアは僥倖とばかりに耳をぴょこぴょこうれしそうに揺らしています。
ルカ:「はじめまして。冒険者のルカと、こちらはルルンさんです」
ルルン:慌てて椅子から降りマクネアに向かってお辞儀をします。
GM/マクネア:「初めまして、マクネアと申します。お見知りおきを」
アルフレッド:「今度一杯おごってくれよ!」
GM/マクネア:「ええ、ええ。寝酒に一杯……と、依頼の件がまとまりましたよ」
アルフレッド:「さっきのか?」
GM:マクネアはアルフレッドの問いに頷きます。
GM/マクネア:「急な依頼でして、裏取りは出来ておりませんが……私の目が節穴でなければ、嘘をついているようには見えませんでした。なるべく早急に対応すべきな案件だと思われるので、早速で宜しければ皆さんにお願い出来ませんかと」
ミミ:「内容を聞こうか。受けるかどうかは、それからでもいいだろうか?」
GM:と言われるならば、マクネアは首を横に振ります。
ミミ:おや
GM/マクネア:「申し訳ありません、依頼人が依頼人なので、話を聞いたならばそれすなわち、依頼を請けるという事になります」
ミミ:「はっはぁ、嫌な臭いがぷんぷんするねぇ」
GM/マクネア:「……少々脅かしが過ぎましたかね。内容自体は困難なものではありませんよ。ただ、秘匿性があるというだけの話です」
ルルン:「なんだろうねぇ」とルカのほうを見ます。
ルカ:「同行者に続いて仕事の話までこんなにスムーズに頂けるなんて……これもハルーラ様のお導きなのかもしれません」
ルルン:ルカ君からハルーラの名前を聞いて祈りを捧げます。
GM:マクネアはそう言いながら正式に依頼とした証をしたためた、羊皮紙を手に持っています。
ミミ:「ま、私としては犯罪に加担さえしていなければそれで結構なんだが。そこの保証はできているのかい?」
アルフレッド:「マクネアよ 初めての冒険者にそれを依頼できるんじゃな?」
依頼を請けるにも、当然冒険者として様々な判断材料があります。依頼内容を事前に聞けなかったり、内容に対して報酬が異様に高かったりと、敏感なプレイヤーなら警戒心を抱きそうな箇所は多くあります。今回もプレイヤー達は少し不安そう。無理もありませんが、ここはGMが亭主を通して依頼や依頼人に不安点はない事をはっきりと伝えましょう。余談ですが、依頼や依頼人自体が嘘をついていたりするシナリオはプレイヤーとGM間の信頼関係に亀裂が入るかもしれないので、慎重に取り扱いましょう!
GM/マクネア:「当然でございます」
GM:マクネアは一応、不審な人物ではない事を保証します。本人の経験からですが、確信を持っていいでしょう。
アルフレッド:「わかった わしは構わん」
ミミ:「であれば、私も特に異論はないよ」
ルカ:「何でしょうね…。僕も構いません。早急にということでしたので、我々が請ければそれだけ早くその依頼人をお助けすることができますからね」
ルルン:頷きます。
ミミ:では、依頼を正式に請けよう。内容を聞かせてくれ。
GM/マクネア:「これもハルーラ様のお導きでしょう。個室に居るので、お話をお聞きくださいませ」
ルルン:再び祈りを捧げます。
ルカ:ルカは尻尾が喜んでいます。
ミミ:煙草を消す。
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