うちのパーティー、全員ヒーラー ~お風呂屋さんはじめました~

白蛇五十五

登場人物紹介

※このページは備忘録です。読み飛ばして頂いて問題ありません。

※第二部以降の登場人物の名前も掲載されていますので、ネタバレなしをご希望の場合は、次の話(本編第一話)からお読み下さい。



【第一部登場 主要人物】


エイダン・フォーリー

:癖の強い赤毛と緑の目を持つ治癒術士ちゆじゅつし。平民ながらサングスター魔術学校の学力試験を突破、入学するも、成績不振により半年で退学となった。西の端の離島・イニシュカ出身で、田舎訛りがある。故郷に生えていたハンノキ製の長杖を愛用しており、多少の棒術もたしなむ。体格は小柄。第一話時点で十七歳。


シェーナ・キッシンジャー

:水属性の治癒術士。アンバーセットの街で冒険者稼業に就いて、六年目の中堅どころ。銀の装飾の付いた錫杖しゃくじょうと、白いローブを愛用している。結い上げられた碧色へきしょくの髪と、紫がかった海色の瞳、スレンダーな体型が特徴。第一話時点で二十一歳。


ハオマ

:地属性の治癒楽士ちゆがくし。東方の五弦楽器「蛇頭琴じゃとうきん」を所持し、楽曲を奏でる事で魔術を放つ。地の精霊王を奉じるサヌ教の旅法師でもあり、盲目。伸び放題の焦げ茶の髪に、黒鳶くろとび色の瞳、銅色の肌。普段は法衣を着用している。


フェリックス・ロバート・ファルコナー

:風属性の見習い治癒術士。魔術の行使能力はあまり持たない。地主階級ジェントリの息子で、シェーナの元婚約者。プラチナブロンドにブルーアイで、白鷹はくたかを思わせる凛々しい容姿。初登場時二十一歳。


マデリーン(マディ)・ベックフォード

:エアランド州スミスベルスの冒険者。地属性の治癒術士で、長弓を扱う。長身に明るい銀髪、褐色の肌、灰色の瞳を持つ。魔術士ながら、レンジャー風の旅装である事が多い。


コチ

:極東の国・アシハラ出身の浄めの踊り子。七彩の音を奏でられる「青嵐鼓せいらんこ」を所持する。小柄で、外見上はエイダンと同世代に見えるが、年齢不詳。深く青みがかった長髪と黒い瞳を持ち、月下に咲き乱れる草花を描いた民族衣装に身を包む。


ギデオン・リー・サングスター

:現世代唯一と言われる、光属性の魔術士。サングスター魔術学校学長。聖シルヴァミスト帝国正規軍魔道部門の最高顧問。


ヴァンス・ダラ

:現世代唯一と言われる、闇属性の魔術士。魔杖将まじょうしょうの異名を持ち、よわい四百歳を超える。北の魔物の軍勢にくみしたとして、シルヴァミスト正規軍からは仇敵と見做されている。極めて神出鬼没な人物。



【第一部 その他の登場人物】


マックス

:エイダンが初仕事で組んだパーティーのリーダー。剣士ソードファイター


イライザ

:エイダンが初仕事で組んだパーティーのメンバー。呪術士ソーサラー


モヌポル

:地属性の妖精ノーム。アンバーセットの街の北に広がる、妖精の森ノムズルーツに棲む。妻子持ち。


ハワード・オースティン

:聖シルヴァミスト帝国正規軍第四連隊・大尉。北方防衛戦線の経験者。



【第二部登場 主要人物】


ヒュー・リード

:イニシュカ村とその海向こうの隣町・トーラレイを代官として管理する、男爵家の末子。火属性の魔道剣士ソーサリーファイター。登場時点では十八歳。水色がかった癖のない髪が特徴。


ロイシン・マクギネス

:エイダンの一つ歳下の幼馴染みで、恩師の娘。薬草師を目指し、島外に修行に出ている。ストロベリーブロンドのボブヘアと、よもぎ色の瞳を持つ美少女。仕事中は、薬草師が愛用する、ポケットとホルダーの多い若草色のローブを身につけている。


ホウゲツ・セッシュウサイ

:アシハラからの留学生にして、絵薬師えくすし。他人の身体の内部構造を精緻にえがき出し、分析する、絵薬仙術えくすせんじゅつの使い手。水属性。黒の総髪で、のっぺりした顔に丸眼鏡をかけている。漢字表記は、雪柊斎芳月せっしゅうさいほうげつ


ノーマン・エドワーズ

:世界初の旅客列車運行を成功させた、フェザレイン鉄道株式会社の社長。平民出身で、サングスター魔術学校の卒業生でもある、地属性の呪術士。三十代。栗色の巻毛で、紳士然としたファッション。


レイチェル・リード

:ヒューの姉。トーラレイ男爵リード家の長女。代官代行として政務をつとめる。一児の母。水色がかった長いストレートヘアーと、涼やかな顔立ちが特徴。



【第二部 その他の登場人物】


デイジー・エディソン

:商業都市フェザレイン出身の行商の娘。西部訛りがある。ブルネットに明るい茶色の瞳。


キアラン・オコナー

:イニシュカ島の漁師達をまとめる、網元の長男。エイダンの隣の家に住んでおり、兄弟同然に育った親友。エイダンより歳は一つ上。赤褐色の髪と長身が特徴。


イマジナリー・リード

:二代前の男爵家末子、アルフォンス・リードが、ウンディーネの力を借りて完成させた、遺言用思念体の人造アンデッド。真水を浴びると発現する。


ブリジット・フォーリー

:エイダンの母方の祖母。得意料理は蕪のシチュー。


ディラン・マクギネス

:エイダンの棒術の師匠で、ロイシンの父親。元冒険者。


オーウェン・タウンゼンド

:イニシュカ村の老治癒術士。イニシュカ小学校の近くに、タウンゼンド治療院を構える。


メイ・マ・セダヤッタ

:イニシュカ島ラグ川の源流に住む、水属性の妖精ウンディーネ。同族と相性の悪い『はぐれ者』。


ワナ・ル・ゼトレッツァ

:かつて、トーラレイの街を流れるイフト川の上流にいたウンディーネの末裔。メイ・マの友人。


アイザスィース

:風属性の妖精シルフ。ヴェネレ人妖連邦からの観光客。


ジゴドラ

:火属性の妖精サラマンダー。ヴェネレ人妖連邦からの観光客。『伊達男ボウ・ジゴドラ』という愛称を持つ。



【番外編登場 主要人物】


トビー・テイラー

:アンバーセットの町立図書館職員。五十一歳。元統計学者。


ダレン・リード

:アンバーセット魔道管理局地域調整課のリーダー。トーラレイ男爵リード家の長男で、ヒューの兄、レイチェルの弟。



【第三部登場 主要人物】


イーファ・オコナー

:キアランの妹。十三歳。明るいブラウンの髪を二つ結びにした、そばかすの目立つ少女。都会に出て作家になるという夢を持つ。


サンドラ・キッシンジャー

:シェーナの母。水属性治癒術の研究者。痩身にミントグリーンのひっつめ髪で、顔立ちはシェーナによく似ている。蒼薊闘技祭そうけいとうぎさい主催スタッフで、結界術のアドバイザーを務める。


ラメシュ

:闘技祭救護班の一員で、テンドゥ帝国の火属性治癒術士。料理カリーを駆使した結界治癒術を操る。オリーブ色の肌にはっきりした目鼻立ち。頭をターバンで覆っている。


タマライ

:テンドゥ帝国の妖精。外見は虎に似ているが、普通の虎より一回り大きく、銀と紺色の毛並みが特徴。ラメシュと婚姻の契約を交わしており、正妻にして相棒。


アビゲイル・スウィンバーン

:闘技祭の参加選手。チーム・サウスティモン所属の治癒術士ヒーラー。灰色の三角帽子を被り、眼鏡をかけている。南部の辺境訛りで話す。


カリドゥス・カラカル

:イドラス共和国出身で、国際指名手配を受けるテロリスト。黒とも赤銅色とも取れる長い髪、冷たく切れ長の瞳、右頬の火傷の痕が特徴。火属性の呪術士ソーサラー


アジ・ダハーカ

:蛇型の魔物モンスターで、金糸を刺繍したような美しい体表を持つ。『蛇身じゃしんの悪王』の異名で呼ばれ、北ラズエイア大陸で起きた様々な戦乱に関わってる。地属性呪術の使い手。



【第三部 その他の登場人物】


ハリエット・プライス

:シルヴァミスト正規軍魔道部門の軍人。階級は中尉。闘技祭救護班の一員。


ミカエラ・プライス

:ハリエットの双子の妹。正規軍陸上部門医薬隊所属の薬草師。階級は少尉。闘技祭救護班の一員。


ドナーティ

:闘技祭主催スタッフ。料理人。


ドゥッリーヤ

:サヌ教の在家信者。楽器の修復を請け負うつる売りの老女。


グレン

:闘技祭の選手。チーム・サウスティモン所属の魔道闘士ソーサリーウォリアー


モーガン・ケンジット

:闘技祭の選手。チーム・ホワイトフェザー騎士団の聖騎士パラディン


ビビアン

:闘技祭の見物客。ブルネットの巻き髪が特徴で、古風な口調の美少女。


クロエ

:ビビアンの付き人。家庭教師ガヴァネスを名乗り、常に濃紺の正装を身に纏っている。


アイザック

:首都ダズリンヒルの貧民街に住む少年。石化の呪術で石にされる。


ベニー

:貧民街に住む幼い少年。アイザックの弟。



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