転生勇者の付き人

ヒモシャチ先生

第1話「え?」

「うおぉぉぉぉ!」

 外では村人が騒いでいる、今日は勇者が異世界から召喚される日だ。

 この王国「タスキリュク」は今、「イマジニスト」と呼ばれる魔物たちからとある宣告をされていた、その内容は、一年後にこの国を滅ぼす、というものだった。そんな中俺は、なぜか捕まっていた。

 「え?なんで俺捕まってんの?え?なんでなんで?俺なんかした?え?びっくりしすぎて『え?』て連呼しちゃったよ!?」

しばらく騒いでいると誰かが来た、男だ。

「おいテメェゴラァ!?なんで俺がこんなとこに捕まってんの!?説明しろや!しばらく騒いでいたせいで俺のどカラッカラだよ!?『しゃべったぁぁぁ!』て叫んじゃうよ!?」

「うるせぇ!お前いつまで騒いでんの!?俺怒っちゃうよ!?」

いきなりキレられて一瞬戸惑い、口からとある言葉、というより音が出た。

「ふぁ?」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

転生勇者の付き人 ヒモシャチ先生 @HIMOn1iT0

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ