カイン様の誕生日パーティー①
カイン様の誕生日パーティー当日を迎えました。
プレゼントですが、普段使いの出来る物が良いと思い、万年筆にしました。
ララにドレスアップしてもらい
「シャーロットお嬢様、よくお似合いです。今日も可愛いです」
「ありがとう。ララ、嬉しいわ」
「シャロン可愛いよ。準備出来たら行こうか」
「はい」
お兄様と一緒に馬車に乗り王宮に向かいます。
王宮に到着しパーティーが開かれている部屋に案内されました。
そこには、たくさんの令嬢達に囲まれているカイン様がいました。
愛想笑いをしているようで大変そうです。
「シャロン、知り合いと話してくるから離れるね」
「お兄様わかりました」
カイン様にまだ見つかりたくないので
離れようとしましたが、カイン様と目が合い
一瞬ニヤリとしてから、こちらにカイン様がやって来ました。
令嬢達が睨んでいるので来ないで下さい。
「シャロン来てくれて嬉しいよ。ドレス似合ってて可愛いね」
「ありがとうございます。他の令嬢がたくさんいる所へ戻られたほうが良いのではありませんか?」
「なんで?シャロンのおかげでやっと抜け出せたし、シャロンとも喋りたいから戻らないよ」
こちらを睨んでいる令嬢達が怖いので戻ってほしいのに・・・。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます