1、ドキッ!? エルフだらけのPC紹介

GM:やー、しかし。みんなエルフとはねぇ。

Cさん:最初にBさんのデータ見たら、折角なので合わせてみたくなりました。

Bさん:私は、マギシューをやりたかったので、一番適正ある種族はエルフかなぁと思ったんですが……。

Aさん:エルフは器用度、知力がとても優秀な種族ですからねぇ。私もやりたい事と能力値的な相性から、エルフが良いなと思いました。

Cさん:で、二人がエルフなら私も合わせたくなりました。

GM:なるほど……。まぁ、エルフばかりというのも面白いかな? では、キャラクターの自己紹介をお願いします。


Aさん:は~い、ではPC名はシャルリーヌ・ブランシュ、種族はエルフ、性別は女、年は22才、生まれは「妖精使い」、出身地はフレジア森林国です。

GM:妖精使いとは正統派なエルフな印象ですね。

シャルリーヌ:はい、というわけでメインの冒険者技能はフェアリーテイマー技能が5レベル。あとライダー技能も5レベル、他にコンジャラーが2レベル、アルケミストが1レベル、バードを1レベルで習得しました。

GM:ライダーも習得しているんですね。騎獣はなんですか?

シャルリーヌ:私は高貴な家の出なので、騎獣もそれに相応しいものをと思いまして高貴なドラゴン・インファントを選びました(微笑)。

GM:え? ドラゴン……?(汗) 大丈夫かな……(ルールブック確認)ああ、一応1部位なのか。


 一応、シナリオのほとんどが列車車内で展開する想定の下、事前打ち合わせの際に騎獣は1部位のものに限定するよう伝えあり。馬くらいは覚悟していたけれど、ドラゴン・インファントかぁ~(苦笑)。


シャルリーヌ:ちゃんと内緒話ができるようにドラゴン語も習得しましたよ。名前はアントワネットちゃん、雌です。基本的に乗ることはなく、遠隔指示でブレスを吐いたり、前衛で壁として頑張ってもらおうと思います。

GM:スタミナだけでなく文字通り火力もある厄介な前衛だ。

シャルリーヌ:経歴で「裕福な家に生まれた」と出たので、実家は貴族で。顔がそっくりな5人姉妹の長女として生まれ育ち、ハイソな母親の教えのもと贅沢な暮らしをしていたらお家のお金が無くなってしまいました。

Bさん:没落しちゃったんだ(苦笑)。

シャルリーヌ:はい。それで本で読み知った「冒険者」になればお金が相当稼げると思いまして、家族を養うために冒険に出る事にしました。

GM:苦労人ですね。

シャルリーヌ:でも本人は能天気な性格で。贅沢が身についているので、装飾品も無駄に銀製やブランド品なんですよ。

Cさん:本当だ。ラル=ヴィエネ装飾品ばかり。

シャルリーヌ:あと、一般技能も高貴そうなものをノーブル5レベルとかミュージシャン1レベルなどを習得しましたよ。

Bさん:お嬢様っぽい。

シャルリーヌ:南方国際鉄道に乗ったのは、ブルライト地方のマカジャハットという国が芸術に力を入れているという事で、そこに行けばきっと自分に相応しい優雅な冒険ができるわ、と思ったからです。

GM:現状、ブルライト地方で魔動列車がつながっているのはラージャハ帝国だけですが。

シャルリーヌ:本で読んだ知識なので、そんな事とは露知らず、ラージャハに着いたら徒歩で向かうのでしょうね(苦笑)。そんな感じでよろしくお願いしま~す。

全員:よろしくお願いしま~す。


Bさん:次は私ですね。名前はトーニャ・カーマイン。種族はエルフ、性別は女、年齢はダイスで適当に決めた結果139才となりました。でも、エルフなので人間でいう40才くらいかな?

GM:人間の生涯でいうとそうかな。

トーニャ:(用意したイラストを皆に見せて)見た目はこんな感じで、背が低めで幼い感じです。

シャルリーヌ:あら、可愛い。

トーニャ:ありがとうございます(照れ)。私は、女性が優位に活躍する国と知られるアルショニア女王国で生まれ、実家が狩人だったので子供のころから弓を使っていたんですが、ガンという武器を知ってからは、魔動機術や魔動機文明に興味を持ちキングスレイ鉄鋼共和国に移住して魔動機術を百年くらい研究をしていました。

GM:百年ってすごいですね。

トーニャ:はい、でもある日、遺跡の調査の時に【グレネード】を使ったら、爆発事故を起こしてしまい研究所をクビになりました(笑)。

GM:なぜ使った(汗)。

トーニャ:経歴で「異性の家族がいない」「罪を犯したことがある」って出ちゃったんですよ。あと、「信頼できる友人がいた」と出たので研究所を出る時に、その友人からもらったとんがり帽子をいつも被っています。

シャルリーヌ:なるほど。

トーニャ:冒険に出た理由は「無理やり巻き込まれて」なので、現時点では冒険者にはなっておらず。キングスレイ鉄鋼共和国に居づらくなったので、知らない土地で心機一転やり直すため、魔動列車の開発が進んでいるラージャハ帝国に向かうつもりです。こんな感じで大丈夫ですか?

GM:はい、大丈夫です。

トーニャ:冒険者技能は、シューター5レベル、マギテック5レベル、スカウト3レベル、セージ1レベル、エンハンサー1レベル持っています。一般技能は、ハンター5レベル、スカラー5レベル持っています。

Cさん:経歴通りって感じだね。

トーニャ:はい。ちなみに事故を起こした後に、戦闘特技で「魔法制御」を取ったので、今は安全に【グレネード】を使えるようになりましたよ。

GM:確か、2.5になって【グレネード】の回数って制限されたんですよね?

トーニャ:ですね。なので最大で3回使えますよ(マギスフィア小2個とマギスフィア大1個を装備している)。

シャルリーヌ:なかなか物騒な方ですね。

トーニャ:えへへ。


GM:では、最後の方、自己紹介お願いします。

Cさん:はい、名前はリナリア・カエルレウムといいます。

トーニャ:リナリナ?

リナリア:リナリアです。ちなみに「カエルレウム」は、ラテン語で「青い」という意味です。

シャルリーヌ:私の「ブランシュ」は、フランス語で「白」ですよ。

トーニャ:私の「カーマイン」は、英語で「朱色」ですね。

リナリア:そう、名前も事前に聞いていたので三人でトリコロールになるように合わせたんですよ。

GM:な、なるほど。トリコロールにどんな意味があるんだろう?

リナリア:種族は私もエルフで、性別は女、年は18才です。所持技能は、グラップラー、ソーサラーがともに5レベル、エンハンサー2レベル、アルケミスト1レベルを取りました。前に出る魔法拳士を目指します。

GM:出身は?

リナリア:セブレイ森林共和国の海側の出身です。ドーデン地方のずっと東側にあるウルスラ地方の国ですね。そこはアビス海の近くなんで定期的に魔神が現れるんですよ。で、ある時、魔神から逃げていた時、颯爽と現れ、あっという間に魔神をボコボコにして立ち去った魔法拳士のお姉様に憧れまして。

GM:ほう。

リナリア:お姉様と同じように強くなりたいと、同じような装備品を身に着けたいという思いで、一般技能でアーマラーと、ウェポンスミスを5レベルずつ身につけました。

シャルリーヌ:すごい執念ですね。

リナリア:風の噂で、お姉様はブルライト地方にいるという話を聞いたので、南方国際鉄道に乗るために修行をしながらキングスレイ鉄鋼共和国まで来ました。

トーニャ:一歩間違ったらストーカーなのでは?

GM:まだ追われている当人が知らないから、何とも言えないけどなぁ(苦笑)。

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