森崎真司 視点(2)

ゆっくりとだが、恋人関係が進展していく。


自慢の彼女と2学期の12月、あと数日で終業式、夕方の図書室内で古書の整理が終わり、クリスマスの予定を立てる、あまりにも綺麗な夕日と彼女に理性がたがれ、図書室でキスと夕夏の胸に触れてしまった。


その時!【!】と音がして、我にかえり、直ぐに見渡すが人の気配はなかった。


僕はこの時、この事で、数日後に、彼女がに見舞われるなんって思いもしなかった。


その後、夕夏から「卒業まではダメだぞ♡」と言い、右手の人差し指で鼻の頭をツン!と突かれ、僕は赤く頬を染めながら2人で笑い合い、一緒に下校した。


冬休みのクリスマスには、僕の部屋でイルミネーションを飾り、僕たちの幸福な時間が過ぎてゆく。


次に会うのは初詣、近くの神社で待ち合わせをしていたが、夕夏は来ず、メッセージアプリのRINEで『友達と行く事になったからゴメン』と送られてきた、楽しみにしていた僕は初めて怒ってしまった。


この時には既に、彼女がいたなんって・・・想像すらできなかった。


謝れないまま2年の3学期が始まり、初めて夕夏と別のクラスになってしまう。


図書委員で一緒になるが、僕が初詣の時にRINEで怒ったせいで彼女の表情に影が差していた、


それでも初詣の件で気まずくて喋れず、夕夏も僕を避けていた、友達と話している時は明るかったので、僕は頭を冷やしつつ、反省期間を置いた、そして2月になってやっと謝り、夕夏も許してくれたので仲直りができた、それからも順調に清らかな交際をしてた。



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あとがき

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