記憶の追憶

第9話 あの記憶の追憶(夏夜公園)

「お山でも作ろう〜」


私はひとりでお砂場で砂のお山を作っていた。


「春奈ちゃん何してるの〜?」


そこに聞き覚えのある声がした。


「和樹君だあ〜!

あのね、お山さん作ってたの!」


「じゃあ、僕も作ろうかな。

仲間に入れて?」


「良いよ!」


そして、2人で協力して、山を完成させた。


「春奈ちゃん暑いねえ…」


とても暑かった夏だった。


「うん…。

喉乾いたあ…」


私はそう言った。


「じゃあ、手洗ってからジュース選びに行こうか」


「うん!」


そして、手を洗って和樹君が私を連れて自販機まで行った。


「春奈ちゃん何飲みたい?」


「私、リンゴジュース飲みたいな!」


「分かった、リンゴジュースね」


和樹君は、リンゴジュースを買ってくれた。


和樹君も何かジュースを買って、公園のベンチで一緒に飲んだ。


「和樹君、リンゴジュースありがとう!」


私はお礼を言った。


「どういたしまして。

春奈ちゃんはお礼が言えて偉いねえ」


和樹君にそう言われると頭を撫でてもらった。


「和樹君、今何時?」


「もう5時だよ。

時間も時間だから帰ろっか」


そして2人で帰った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る