第7話 思い出を思い出そう(夏夜駐屯地)
私は、夏夜公園に行っても、夏夜神社に行っても何も思い出せなかった。
「思い出せなかった…」
蝉時雨が響く中で呟くと、また紙飛行機が飛んできた。
「まただよ…」
うんざりした気持ちで、紙飛行機を開ける。
そこにはこう書いてある
思い出は思い出せたかな?
思い出せてないと思うから次のヒントを出してあげる。
夏夜駐屯地に行ってみなさい。
「行くか…」
そして歩いていった。
夏夜駐屯地に着くと、今日もお祭りがあった。
夏休みは毎日夏夜駐屯地のお祭りが開かれている気がする。
思い出すと言っても何をするか分かんないので歩いてみる事にした。
でも思い出せなかった。
私は、
いい加減に思い出せるのだろうか?
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