記憶を思い出そう

第5話 思い出を思い出そう(夏夜公園)

今日は部活も何も無かったので、自分の部屋にいた。


夏のせいで暑いので、私は窓を開けたままにしていた。


ベットでスマホをいじっていたら、机の上に紙飛行機が飛んできた。


「誰が飛ばしたんだ全く…」


私は飛んできた紙飛行機を取った。


飛ばそうと思ったが、文字が見えたので私は、紙飛行機を分解した。


そこにはこう書いてあった。


まずは夏夜公園に行って、懐かしさを感じる場所に行ってみよう。


そうしたら思い出すかもね!


私はその手紙を取って、準備をして玄関に行く。


「春ちゃんどこ行くの?」


「夏美お姉ちゃんじゃん。

私今から出掛けてくるの!」


私はそう言った。


「分かったよ。

気をつけて行ってらっしゃい」


姉は何かを悟ったような表情をして、そう言った。


そして私は自転車に乗らずに走った。


夏夜公園に着いて、公園の中に入る。


私はベンチに懐かしさを感じたのでそこに行った。


でも、思い出せなかった。


「こんなん、思い出せないよ!」


私はそう蝉時雨が響いている中で叫んだ。


思い出すのって大変なんだよね…



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