人間嫌いな男の子、信じられるのは自分と…(仮)
不知火かそく
第1話プロローグ
「はぁ…」そう自分は一人牢屋の中で呟いた。
何故牢屋の中かって?それは遡ること約一ヶ月前…
ー 一ヶ月前 ー
俺の唯一女性の(男性には友達いないが)友達の愛子から突然こんなメールが届いていた。すぐさまスマホを置いて愛子の家へと駆け出した。
愛子の家についた。合鍵は持っているのでそれを使って開ける。「大丈夫か!?愛k
警察官「現行犯で逮捕する!」
手錠をかけられた。
「え?」
警察官「お前には痴漢、不法侵入罪等に問われている!」
「はい?僕何もしてませんよ?」
警察官「大体やってる奴ほどそういうことを言うんだよ!」
署まで連行されて話をすることになった。
愛子はどうやら俺をおとしめるつもりだった様だ。
勿論裁判にかけられた。大学生四年目なのでもちろん通常の法律が適応される。地裁では俺の無罪証明できる証拠が圧倒的になく、有罪になった。弁護士が上告しましょうよと勧めてきたが、証拠が自分にはないからとほぼ諦めていた。結果これだ。意外とスピーディーに裁判が進み、二週間と一日で終わった。初犯ということもあり一週間で釈放されることになった。そして明日釈放されることになる。
でもここが一番安全だからどうせならもっと懲役を課せてほしかったのは心の中へ、だ。
明日からはまた酷いことが起きるんだろうなー…
「はぁ…」ため息しか出てこない。
明日が来なければ良いのに。
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