返信を考えているうちに


 夜中にふと目が覚めた。


「あー、また寝落ちしちゃった」


 時刻は2時。虫も草木も眠る頃……のはずだけど、虫の声は存外響いていた。

 キッチンで喉の渇きを潤し、自室に戻る。そして、自動で暗くなったスマホの画面を再び開いた。


「ふぅ……」


 突然来た、気になる人からのお誘いメッセージ。……なんて返そ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る