第10話
車の中
夏鈴「天音さ〜ん❤」
夏鈴は車に乗ってから、ずっと天音の腕に
しがみついていた。
天音「いい加減離せって」
夏鈴「え〜。そんな〜〜」
夏鈴は渋々離してくれた。
執事「お嬢様。着きました」
夏鈴「ありがとう爺や」
執事「いえいえ。仕事ですから」
夏鈴「そう」
こう見ると本当に夏鈴はお嬢様何だよな。
執事「行ってらっしゃいませ·····」
天音「執事さんありがとうございました」
執事は軽く会釈して去っていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
学校前
生徒「ねぇ。見て!超可愛いあの人!」
生徒「知らないの!?
あの人は壱拾家の人よ」
夏鈴「何か噂されてますね?」
天音「ソウダネ」
夏鈴「何故。カタコト何ですか?」
天音「そんな事ないよ」
俺は首を振りながら言って
学校へと入った。
夏鈴「私は一度、職員室へ行きますね」
天音「分かった」
夏鈴「また後ほど」
夏鈴は職員室へと向かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
教室
渚「ねぇ天音。朝一緒に居た人は誰?」
やっぱり見られたか。
晴人「あ!俺も見た。」
お前もか·····
天音「ただの幼なじみだよ?」
渚と晴人は納得したようで
渚「愛佳一途の天音に浮気は無理か(笑)」
晴人「そうだね(笑)」
天音「事実だが腹立つ!」
先生「お〜いお前ら座れ〜
転校生紹介するぞ」
おっと夏鈴が来るようだ。
渚「転校生って朝、天音と居た人かな?」
晴人「そうかもね」
天音「知らん!」
渚は自分の席へ、
晴人は自分のクラスに戻った。
先生「よし入って来てくれ」
夏鈴「はい」
夏鈴は返事をすると、優雅な足取りで来た。
渚「朝、居た人じゃん(笑)」
天音「·····」
夏鈴「私の名前は壱拾夏鈴です。
よろしくお願いいたします」
夏鈴の声で、
クラスの男子はメロメロになった。
先生「よ〜しお前ら何か質問あるか?」
生徒「はい!好きな人のタイプは!?」
夏鈴「そうですね·····
天音さんのような人ですかね??」
生徒の大半「?????????」
おいおいまじかよ!
渚はさっきからジト目を向けてきている。
夏鈴「もう無いですか?」
もう誰も話さないようだ。
先生「そ、それじゃあ
壱拾さんは瀬波の隣で」
夏鈴「分かりました」
歩いていって
夏鈴「瀬波さんよろしくお願いいたします」
愛佳「うん。よろしくね」
先生「じゃあ。
ホームルームは終わりとする」
夏鈴、やめてくれよ·····
生徒「夏鈴さんさっき言った
天音君の事好きなのってホント?」
夏鈴「えぇ。ホントですよ?」
キャアアアアと女子から黄色い声が上がった
生徒「天音め〜!」
一部の男子から凄い睨まれているような気がする。
生徒「じゃあ天音君と付き合っているの?」
夏鈴「恋人より深い関係ですね////」
またもや、キャアアアアと声が上がった。
天音「お、おい!ちょっと待てって」
くそ。聞こえてない!
今日はやめて明日どうにかしよう。
はぁぁぁ、何でこうなるんだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その話を聞いていた愛佳は
何で夏鈴さんと天音君が付き合ってるって
聞いた時に胸が痛くなったんだろ?
わかんない·····
愛佳は自分も知らない感情に悩んでいた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作者
最近執筆意欲はあるんですけど、
なかなかいいのが書けないので、
更新速度落ちるかもしれないです。
すいません。
面白かったらフォローや
コメントお願いいたします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます