第5話お付き合い

誰かと付き合いたい。

そうだ。8(はち)ちゃんなら、簡単にオーケーしてくれるんじゃないか?

黒いセーラー服を着た8ちゃん。みんな同じ制服だが。

「8ちゃん」

と俺はショートカットで背が低い女の子8ちゃんに声をかけた。

俺を見る8ちゃん。

「付き合ってほしい」

すると8ちゃんは俺を見て

「エグチが好きなの」

と答えた。

エグチ・・・?

「それって・・・ハンバーガーの?」

と俺が言うと

ぱぁっと小さく明かりが灯る様に

「うん」

と答えた。

えええええぇ!?それってエグチが好きだから付き合えないって言う事か、それとも付き合ってくれるって事かどっちだあぁぁ!?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る