※設定資料 《魔剣&魔槍その2》

※作中で登場した魔剣&魔槍の紹介の続きです。



・蒼月


現在の所有者はリーナ。アッシュ公爵家に伝わる家宝であり、水属性と風属性の性質を持つ魔法剣。水属性と風属性の魔力を吸収する事で「冷気」や「氷」を生み出す能力を持ち、この二つの属性の適正がなければ魔法剣は扱えない


現段階ではリーナはこの魔槍の力を完全には使いこなせてはおらず、本人もこの力の危険性をよく理解しているのであまり使う事はない。但し、冒険者ギルド側は彼女がこの魔槍を持っている事を判断して黄金級冒険者へ昇格させている


ちなみに前の所有者のアッシュは適性がないため、使いこなせてはいない。但し、彼の場合は武芸に秀でているので魔法槍無しでも黄金級冒険者と同等の力を誇る




・暴風


銀郎騎士団副団長のリンが所有する魔剣。作中では未使用だが、風の魔力を斬撃に変化させて放つ。その斬撃の威力は凄まじく、至近距離ならばガーゴイル程度の相手ならば一撃で切り裂く事が出来る。但し、距離が遠すぎると威力が落ちてしまう


殺傷能力が高いのでリンは滅多に対人戦では使用しないが、やむを得ない場合は躊躇なく使用する。




・旋斧(進化)


ナイの旋斧が火竜の生命力を吸収し、刀身が伸びて大剣と変わらぬ大きさへとする。ナイは軽くなったと思っているが、実は所有者の魔力を吸収する機能がなくなっただけで重量自体は増えている。切れ味もより鋭くなり、刀身は赤色に変色した。


これまでに旋斧が傷ついても自動に修復されたのは斬り倒した敵の生命力を奪い、自己回復を行っていたからである。旋斧を作り出したフクツは壊れない剣ではなく、壊れてもすぐに治る剣を作り出した事になる


重量に関しては岩砕剣や退魔刀よりは軽いが、大剣になった分だけ前の状態よりも重く、普通の剣士には扱えない。頑丈さも前とは比べ物にならず、今ならば火竜の鱗でも容易く切り裂く切れ味を誇る





これで現時点で登場している魔槍と魔剣の紹介は終わりました。物語が進めばもっと種類が増えると思います。

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