トレーラー
100年前。ケルディオン大陸の外れにあるティニドラ島は"大破局"による影響を受けつつも、巨竜の力を借りて蛮族の駆逐に成功した。
人々は勝利に歓喜し、この蛮族のいない新たな時代を巨竜と共に勝ち取った時代、竜歴と定めた。
蛮族が滅んだ世界で人々は平和に暮らしていける。そうなるはずだった。
時は流れて竜暦68年。
ティニドラ地方にある、ウルカニア国は繁栄の一途をたどっていた。
突如としてペルセドル帝国の皇帝イガルルフタ1世がウルカニア国の肥沃な土地を狙い、侵攻を開始。
ファルジア共和国はこの行動を批難し、ペルセドル帝国へ宣戦を布告。
人々の間で争いが始まった。
革新派であり、軍事国家である、"ペルセドル帝国"
古い慣わしを重んじ、竜の教えを守る、"ファルジア共和国"
この戦争はウルカニア侵攻と呼ばれた。
二国間での戦争は地方全土を巻き込んだ。
竜暦81年。
ウルカニア国の中心"嘆きの丘"にて、13年に及ぶ戦いに決着がつけられようとしていた。
しかし、突如"嘆きの丘"を中心としてウルカニア国全土が業火に包まれ、次の瞬間には氷の世界が広がっていた。
この出来事によりウルカニアは滅亡し、また両国も甚大な被害を被った。両国は戦争の継続が困難となったことから停戦協定を締結する。
一時の平和を手に入れた。
竜暦92年。
10年間の平穏を破り、ペルセドル帝国がファルジア共和国との停戦協定を破棄、宣戦を布告。
ティニドラの地では再び大きな戦争が起ころうとしていた。
この激動の時代で、君たちは帝国軍の志願兵の一人として自分が信じる道を選択し、その先へ進む。
立ち止まることも、戻ることも許されないなかで、部隊の幼馴染と共に歩む、嘆きの旅の果てにあるものは——―。
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