人物紹介10
バアル・セラ・ゼブルス
前世で研究者をやっていた男が、親友に殺されてしまったのがすべての始まり。本来なら輪廻の輪に入るのだが冷遇されてきた人生から、魂が変質しほかの世界に転生することになった。その際に超常の存在に遭遇し、対価を払いユニークスキルを得た。そして今度の生では誰も信頼しない人生を歩もうとしている。転生した先の外見は金髪に空色の目をして鋭い目つきをしている。
アルバングルとクメニギスの問題を解決した後、機竜騎士団の運用を徐々に確立。リクレガの地に物資や人を送り出し、街の開発を推し進めるも様々な問題が重なり、いろいろを頭を悩ませていた。そして新たな問題が浮上してきた。
(※すべてのステータスは10章終了時点のものになります)
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Name:バアル・セラ・ゼブルス
Race:ヒューマン
Lv:98
状態:普通
HP:1305/1305
MP:7134/6934+200(装備分)
STR:162
VIT:161
DEX:193
AGI:222
INT:263
《スキル》
【斧槍術:68】【棍術:9】【水魔法:4】【風魔法:7】【雷魔法:67】【精霊魔法・雷:54】【時空魔法:32】【身体強化Ⅱ:45】【謀略:57】【思考加速:37】【魔道具製作:45】【薬学:2】【医術:10】【水泳:4】
《種族スキル》
《ユニークスキル》
【轟雷ノ天龍】
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【主人公周辺】
この大陸から少し離れた場所にあるヒノクニという場所から武者修行でグロウス王国にやってきた少女。とある村で宿を探している最中に物取りにあってしまい騒ぎになるのだが、そこでバアル・セラ・ゼブルスに出会い、雇われることになる。バアルの傍に居たことで貴族の思考というものが理解できるようになってきた。そして淡い恋心を抱いているのを自覚している。
だがアンリエッタ王女の言葉で心に棘が刺さったような心境になっている。
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Name:風薙 凛
Race:ヒューマン
Lv:45
状態:普通
HP:737/737
MP:3259/3259
STR:77
VIT:58
DEX:87
AGI:94
INT:70
《スキル》
【抜刀術:99】【槍術:22】【風魔法:54】【身体強化Ⅳ:35】【悪路走破:20】【威圧:30】【縮地:11】【算術:28】【気配感知:18】
《種族スキル》
《ユニークスキル》
【暴嵐ノ風妃】
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ノエル・セラ・エジルカ
カルスの双子の片割れ。二人は顔も身長も瓜二つ、髪型までも同じにするとほとんど判別することは出来ないだろう。カルスと一緒に生活していたので全く同じ境遇だ。双子だからか同じユニークスキルを所持している。この二年間で侍女としてかなりの成績を残すことができたのでバアルの侍女に任命された。最近背があまり伸びないことに悩み始めている。また侍女以外にも護衛としての役割も担っている。最近では共に育ったカルスやカリンと距離を感じて寂しいと思っている。
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Name:ノエル・セラ・エジルカ
Race:ヒューマン
Lv:15
状態:普通
HP:207/207
MP:1658/1658
STR:18
VIT:17
DEX:43
AGI:25
INT:28
《スキル》
【短剣術:26】【糸使い:37】【料理:35】【闇魔法:36】【飢餓耐性:3】【遠見:3】【夜目:4】【盗み:4】【礼儀作法:37】
《種族スキル》
《ユニークスキル》
【闇糸ノ操者】
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エナ
テス氏族に所属しているハイエナの獣人。褐色の肌を持ち、男性とほぼ同等の身長を持つ。頭の上には三角の耳があり、髪の毛はベースが灰色で所々に黒い斑点のようなものがある。また氏族内でも有数の実力者なのだが、その戦闘方法が獣人に相いれない手段であり仲間内から『腐肉喰らい』と揶揄されている。また常に傍らにティタを侍らせている。
獣化したとき“
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Name:エナ
Race:獣人
Lv:65
状態:普通
HP:658/658
MP:742/742
STR:53
VIT:47
DEX:87
AGI:67
INT:85
《スキル》
【裂爪拳:72】【鋭牙:11】【強顎:15】【跳躍:21】【疾走:58】【身体強化Ⅲ:7】【戦略:33】【思考加速:32】【柔軟体:27】【柔滑毛鎧:26】【威圧:14】【軍指揮:45】【野生の勘:77】【四足歩行:68】【鋭嗅覚:57】【感覚強化:41】【隠密:42】【気配察知:30】
《種族スキル》
【獣化[狡知鬣犬]】
《ユニークスキル》
【先嗅グ鼻】
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ティタ
テス氏族に所属している蛇の獣人。エナとは裏腹に真っ白い肌に、白銀の髪をしており、目つきは鋭くまさに蛇というにふさわしい。また、常にエナのそばにおりエナの手足となっている。もちろんそのことに不満などなく、むしろ率先してエナのために動いている。またティタの戦闘方法はエナと同じ種族の獣人以外には受け入れられないが、何でもありの戦闘となると獣人でも最上位に位置する。行動原理は全てエナの傍に居たいがため、そのためなら何でも行い、どこへでも行く。
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Name:ティタ
Race:獣人
Lv:67
状態:普通
HP:860/860
MP:835/835
STR:59
VIT:80
DEX:69
AGI:74
INT:48
《スキル》
【柔触拳:49】【猛毒牙:49】【熱源感知:86】【蛇行:10】【万毒生成:141】【跳躍:27】【疾走:14】【身体強化Ⅲ:11】【算術:23】【思考加速:7】【柔軟体:57】【触削鱗:58】【毒学:87】【猛毒耐性:57】
《種族スキル》
【獣化[竜絞毒蛇]】
《ユニークスキル》
【万識ノ毒王】
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リアナ・クラリス・ノストニア
ノストニアで出会ったエルフの少女。バアルとは信用できる関係を築いておりそれなりに気を許している。バアルの婚約者となった当初は恋愛感情など見られず、ただただ使えるためだけで決定していた。だがバアルがリクレガの街からレオネを連れてくることを見ると、なぜか心がざわついていた。そしてノストニアでアニキであるアルムが側室のことを話しだしたことには苛立ち覚えていた。そしてその苛立ちはバアルが神樹の実を分けてくれたことで収まった。クラリス本人はこの感情に何とも言えない感覚を抱いていた。
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Name:リアナ・クラリス・ノストニア
Race:エルフ
Lv:42
状態:普通
HP:368/368
MP:4417/4417
STR:34
VIT:31
DEX:86
AGI:70
INT:53
《スキル》
【柔拳術:68】【弓術:17】【火魔法:22】【水魔法:35】【風魔法:25】【土魔法:20】【雷魔法:24】【身体強化Ⅲ:23】【料理:4】【家事:8】【謀略:15】【礼儀作法:17】【舞踏:54】
《種族スキル》
【魔力見識】【自然の語り手】
《ユニークスキル》
【麗舞ノ拳姫】
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セレナ・エレスティナ
ブロンドの髪を腰まで下げた少女。グロウス学園の特待生、平民ながらも貴族に劣らない知能を持っている。たまに意味不明な言葉を発現する。そしてその正体はバアル同様の転生者。現在多額負債有り。休日は冒険ギルドで高値の魔物を卸すことで借金の返済中。冒険ギルドでは期待の新人となっている。
戦力は中の中、文官の技能は下の中、ユニークスキルがある分雇い入れる価値はあるが特殊性の高い能力ではないためただバアルからは微妙と評価されていた。唯一認められる価値がアジニア皇国との交渉材料になりそうなのと、転生者たちから目を逸らすためのデコイだった。
ちなみにイグニアとジェシカの逢引を見たいがために長期の依頼を受けていた。
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Name:セレナ・エレスティナ
Race:ヒューマン
Lv:43
状態:普通
HP:817/817
MP:3078/3078
STR:28
VIT:26
DEX:48
AGI:38
INT:81
《スキル》
【剣術:29】【火魔法:28】【水魔法:32】【風魔法:29】【土魔法:41】【雷魔法:25】【光魔法:28】【闇魔法:27】【精霊魔法・土:54】【料理:26】【家事:22】【算術:38】【化粧:24】【礼儀作法:35】
《種族スキル》
《ユニークスキル》
【多重ノ考者】
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レオネ
アルバンナでの最大氏族テス氏族の三女。日焼けした健康な肌、腰まで自由に伸ばした赤金色の髪にその頭上にある猫のような耳、腰から生えている同じ毛並みの尻尾、整った綺麗な顔を持ち、年齢もバアルと変わらない少女。自由奔放、天真爛漫な性格で、感性だけで動いている少女。そのため行動の予測がつきにくく、周りをいいように振り回している。
バアルについていくのに飛空艇に突っ込むほどだが、バアルの傍にさえいれば基本的にはおとなしかった。ただ好奇心は抑えられない模様。拘束されそうになれば脱走する癖があり。
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Name:レオネ
Race:獣人
Lv:67
状態:普通
HP:688/688
MP:743/743
STR:54
VIT:60
DEX:72
AGI:81
INT:40
《スキル》
【鋭爪拳:62】【鋭牙:7】【抉肉蹴:23】【跳躍:27】【雷魔法:42】【身体強化Ⅲ:56】【威圧:27】【野生の勘:421】【第六感:―】【天性勘:―】【暗視:】【四足歩行:225】【思考加速:37】【敏嗅覚:26】【感覚強化:67】【雷耐性:13】
《種族スキル》
【獣化[天勘狩猟豹]】
【獣化[迅雷狩猟豹]】
《ユニークスキル》
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リチャード・セラ・ゼブルス
主人公の父親、外見は金色の髪に空色の目、身長は180あるかないかで、腹は少し出ている。外見からして優しそうおじさん。基本めんどくさがりで仕事をさぼりがちなのだが息子に監視させられて仕事をやらされている。それと王国では一位二位を争うぐらいの愛妻家として有名。現ゼブルス公爵家当主。最近、家臣が自分よりもバアルを頼ることが多くなってきていて少しへこんでいる。アルベールとシルヴァを溺愛しており、二人の言うことなら何でも聞きそうだと家臣たちが危惧しているのを知らない。
またバアルに寄り、異常なほどの多忙になるが、その成果なのかややおなかが凹んできていることに複雑な気持ち持っていた。
エリーゼ・セラ・ゼブルス
主人公の母親、外見は長い髪に金髪碧眼のおっとりした女性。一見天然で騙しやすそうに思うが、観察が鋭く物事の本質をすぐにとらえることができる才女。16でバアルを生んだのだがこの世界では早すぎるということは無い。なお観察眼が優れており、その特性はシルヴァにも引き継がれていた。
エウル・セラ・ゼブルス
バアルの叔父でゼブルス家現当主リチャードの実の弟。外見はリチャードを痩せさせ、きちんと鍛えたときのような風貌をしている。リチャードとの仲は良好でたまに飲みに行くほど。そしてゼブルス家の一部の勢力が自分を持ち上げてリチャードと争わせようとしたとき、それを嫌って一時出奔していた時期があった。現在はリクレガで軍部の長をしている。
リック・セラ・ワイランド・
ゼブルス家が用意したリクレガに送る文官の一人。切り揃えた茶髪に洒落の効いている眼鏡を掛けており顔の造形は整っている。そのため、男前とは言える人相なのだが、彼の体格は貧弱と呼べるほどの物しかなく、一回怒鳴ればそれだけで失神しそうなほど気弱そうな風貌をしている。よく言えば学者タイプ、悪良く言えば痩せこけたと言い表せるだろう。現在はリクレガの街にて開発や書類仕事を取り仕切っていた。
アルベール・セラ・ゼブルス
七つとかなり年の離れたバアルの弟。シルヴァとは双子。髪や目などの身体的な特徴は同じで一目で双子のシルヴァや兄のバアルとは血がつながっていることが分かる。また兄であるバアルとは違い、屋敷の様々なものから溺愛される存在。二人ともウルとじゃれるのが大好き。
『清め』が終わり、公式に様々な夜会などに出席する様になるが、どこに行っても兄と比べられてしまう。心の中に何かが秘められてしまった。
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Name:アルベール・セラ・ゼブルス
Race:ヒューマン
Lv:1
状態:普通
HP:72/72
MP:81/81
STR:11
VIT:8
DEX:9
AGI:7
INT:10
《スキル》
【剣術:25】【火魔法:2】【風魔法:3】【雷魔法:4】【身体強化:2】【算術:4】【礼儀作法:7】
《種族スキル》
《ユニークスキル》
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シルヴァ・セラ・ゼブルス
七つとかなり年の離れたバアルの妹。髪や目などの身体的な特徴は同じで一目で双子のアルベールや兄のバアル血がつながっていることが分かる。兄であるバアルとは違い、屋敷の様々なものから溺愛される存在。二人ともウルとじゃれるのが大好き。そして家族のことも大好きである。
母譲りの観察眼を受け継いでおり、様々なことに鋭い。
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Name:シルヴァ・セラ・ゼブルス
Race:ヒューマン
Lv:1
状態:普通
HP:85/85
MP:99/99
STR:7
VIT:8
DEX:9
AGI:11
INT:15
《スキル》
【水魔法:2】【風魔法:3】【身体強化:2】【策略:3】【礼儀作法:8】【化粧:6】【裁縫:5】【見識:12】
《種族スキル》
《ユニークスキル》
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ウル
以前サルカザの最後っ屁の様な事件で出会った狼。育て親である
真っ白い毛を持っている狼。本来は【黒狼】という種族なのだが、アルビノなので生まれながらに白い毛を持っている。それゆえに群れに入ることができなく幼くして彷徨っていた。そんな時に
だが学園での戦闘のため、王都のゼブルス邸に来たのだが、そこで念話を使いダラケきってしまった。そのため、現在ゼブルス家内では愛玩犬としてしか認識されていない。現在はデブ犬から脱却するために色々されているが、果たしてどうなるか。
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Name:ウル
Race:白亜狼
Lv:77
状態:普通
HP:2154/2154
MP:2945/2945
STR:71
VIT:62
DEX:84
AGI:94
INT:76
《スキル》
【狼牙:37】【狼爪:39】【防毛:42】【身体強化:39】【魔力察知:26】【臭気探知:34】【獣の勘:41】【夜目:22】【念話:38】【光闇耐性:――】【樹霊の加護】
《種族スキル》
【群れで個となる】
《ユニークスキル》
【孤独ノ月狼】
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ラインハルト・ガルリオ
ゼブルス家に仕えている騎士の一人、若手ながらも腕の立つ双剣使いで注目を集めている。ダンジョンで魔剣ガルウスを手に入れてからちょくちょく魔剣の人格が表に出てくるのが最近の悩みらしい。なお現在は200人部隊の隊長を務めており、順調に出世コースに乗っていた。
グエン・セラ・イズマイル
ゼブルス家に仕えている騎士の一人。女性らしさを失わないほどの短さの茶髪にゼブルス家が騎士に支給している鎧を着こんでいる。またその相貌はリンやクラリスほどではないが整っていた。彼女が所属している部隊は女性専用の部隊であり不貞の可能性を完全に否定するための護衛部隊だった。
メイヤ・ズーニヤ
ブータスの一件の後、店員たちの中で選ばれたの女性。くすんだ茶髪をしており、身長は同年代の女性でもかなり小さいほう。ブータスの後釜に座った直後は気弱な性格とおどおどとしていてすぐにでも変えの人員を用意しようと思われていた。だが、案外適性があったのか、無事に運営できていて、そのまま支店長に任命された。現在は頭角を現しつつあり、順調に人前に出ても堂々できるようになってきていた。
イゴール・セラ・ニュレア
現ゼブルス家当主の懐刀と呼ばれる部隊の隊長であり、ゼブルス家の騎士の中で最古参の一人。要旨は50代と思えないほどの隆々とした体躯を誇っており、老化している証であるはずの白毛も本人の覇気が相まってか艶やかにも見えるほど。実力もこの年になっても騎士になっているだけあり、ゼブルス家の中で最強を競わせると、最上位に位置する。また本人は南部のとある伯爵家当主の叔父と言うこともあり、家柄も十分だった。
戦闘スタイルは人の背の丈ほどの大剣で押しつぶす。だが飛空艇の警護を任命された点で一時的に相棒である大剣を仕舞、両手にバックラーを嵌めた格闘家スタイルを取っている。
【グロウス王国関係】
アーサー・セラ=ルク・グロウス
現グロウス王国国王。容姿は茶髪・赤目で、王の名に恥じぬ力を持っている。現在二人の息子の闘争で頭を悩まし始めていて薬を処方する毎日。最近体の感覚が薄くなり、体の力が抜けることが多くなっていた。
エルド・セラ・グロウス
グロウス王国第一王子、紫紺の髪に赤い目。第二王子と違い比較的穏やかな性格をしている。現在王宮内の文官の大半と西のキビクア公爵家を派閥に取り入れている。イグニアのことはバカだと嫌っている。クメニギスの派閥と手を組み戦力の拡大を図っている。なにやら最近不穏な動きがある。
イグニア・セラ・グロウス
グロウス王国第二王子、赤い髪、赤目が特徴で、第一王子とは違い常に偉そうな態度を取っている。なおユニークスキル持ちだ。エルドと似たように王宮内の武官の大半と東のハルアギア公爵家を派閥に取り入れている。エルドのことはネクラだと嫌っている。何やらネンラールに向かう回数が増えている。そして中東部の二年目以降は夜会などにはユリアではなくジュリアを連れ歩くようになっていた。なお、ジュリアの陰口を聞いた時には猛火の様に怒りを表す。
ジェシカ・セラ・アルテリシア
アルテリシア男爵家は中央と東部の中間の土地を拝領している貴族であり、その当主の娘。何ともふんわりとした女性で、プラチナブロンドの髪をゆったりと腰まで流しており、髪色と相対するような青色のドレスが存在感を出している。また体格は平均的で、その美貌は何ともたおやかで可憐だった。そして一番の特徴と言えるのが、何とも安心できる雰囲気だった。なお、イグニアの後宮に入ることは本人も承諾していた。
ユリア・セラ・グラキエス
グラキエス侯爵家長女、銀髪の髪に紫色の目の少女。清めの時にはある出来事で傷心していたのだがイグニアの笑顔で元気をもらい回復した、そして次第にイグニアへの恋が芽生えていった。イグニア同様にユニークスキル持ち。清めから学園入学するまでにはイグニア殿下の婚約者となった。最近では外堀を埋め終わりほぼすべての人から嫁認定されている。現在は王妃としての英才教育を受けており、未来の王妃として準備を始めている。
だがイグニアに恋しているため、ジェシカのことが疎ましく思っている。自身で手を下したわけではないが、嫌がらせなどをしていた。
ロドア・セラ・エワード
東部に所属するエワード子爵家の三男であり、現在はグラキエス家の騎士として採用されている。また年が近いことから
グラス・セラ・シバルツ
近衛騎士団団長兼影の騎士団団長でもある。それゆえに多忙なのだが最近は様々なことが続き、最近では部下にすら体調を心配されるようになってきた。大部分の元凶であるバアル・セラ・ゼブルスを憎みたいのだが国益に貢献しているので、できないでいるのもストレスの原因だ。今回のことでクメニギスの関係が変化したこともストレスの一因だった。なお、フィルクのラファールやクメニギスのエレイーラ殿下が訪れてから、周囲には平穏が訪れていた。だが本人はむしろその平穏が不吉に感じていた。
レナード・セラ・アズバン
アズバン公爵家の嫡男。次男と同じ身体的特徴をしているが、人の好さそうにいつも笑みを浮かべている。また学園での成績もトップに居り、次期公爵としてほぼ確実と言われている。クメニギスの件でバアルと距離が離れてしまった。そして飛空艇の登場で、少しだけ後悔していた。
ディエナ・セラ・アズバン
アズバン家と言っても本家の血筋ではなく、当主の弟の娘、つまりはレナードの従妹となる。またディエナはアズバン家の特徴ともいえる真っ白い肌にやや色素の薄い紫色の髪をしていた。真っ白な肌と薄い色素の髪が相まって、なんとも雰囲気が薄く、儚く感じさせ、庇護欲をかき立たせる。そして動きや言動でもわかるが、自己主張弱い点もその雰囲気を際立たせていた。
だがその本性はそういう雰囲気でミスリードを誘う少女であり、何とも貴族的な少女だった。
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Name:ディエナ・セラ・アズバン
Race:ヒューマン
Lv:1
状態:普通
HP:68/68
MP:92/92
STR:7
VIT:7
DEX:11
AGI:8
INT:13
《スキル》
【火魔法:3】【水魔法:2】【風魔法:3】【謀略:1】【礼儀作法:7】【化粧:21】【裁縫:8】
《種族スキル》
《ユニークスキル》
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レティア・ウェゼナ
アズバン家の裏オークションで売られていた女性。髪は長く、輝く金色で、肌はうっすらと焼けて健康的な印象を見せる。体型はグラビアアイドルみたいに出るところは出て引っ込んでいるところは引っ込んでいる、まさに女性の理想の体型だった。そしてそのために美貌は領主が求婚するほど完成されたもの。だがそのためにディゲシュ伯爵の元に売られることになった。ロキの甘言で村にいる恋人が生きていると思い奴隷としての証明に協力した。
なお、現在はグロウス王国の王城にて保護されている。そしてバアルに恋人が生きていることが嘘だと知らされるが、そのことについては筋違いとわかっているため、嘘をついた分は怒っても、それ以外は怒ることは無かった。
フルク・デュクライ
『スキル研究同好会』の発起人。王都に住む何の変哲もない平民の子。スキルって何だろうと思ったのが同好会の始まり。それから二年をかけて研究していくとバアルと出会う。その後はとんとん拍子で昇進して本人はついていけていない。現在は涙目になりながら王宮にいる武官とやり取りをしている。
またバアルが留学のためグロウス王国から離れた時に、あの手この手で研究費をむしり取ろうとしていた、ほかの研究員に苦戦していた。現在は王城での生活に慣れてきており、ほかの研究員や貴族、果ては王城の文官たちにきちんと対応できるようになっていた。
【クメニギス魔法国関係】
ロザミア・エル・ヴェヌアーボ
クメニギスのヴェヌアーボ伯爵家の次女。知識の収集が趣味で幼いころはいろんな分野に手を出していた。学院に入ると魔力という物に興味を持ち始めて研究していく。その過程で多少のいじめなどがあったが気にせずに黙々と研究をつづけた。将来は百客入りする予定らしいが学院を卒業するまではエレイーラの影響で動くつもりはなかった。そして現在はゼウラストに作られた研究所で神樹の実の研究を進めている。そしてアルカナシリーズの一つ、『魔術師』の持ち主。
エレイーラ・ゼルク・クメニギス
光に照らされて煌びやかに輝く金髪、すっと通る鼻に切れ長の目、どこか攻撃的にも見えるがそれは美しさの裏側とでもあらわすものだろう。そして何より目立つのが、無造作に下ろした長い髪を縦に巻く、いわゆる縦ロールという髪型をしている。また勝負事が好きな面もあり、今回の継承位争いを楽しんでいる。本人は仕方ない事態にならない限り弟妹の命を取ろうと考えていない。また“百客”という集団を作っている。これはエレイーラ自身が国内国外問わず集めた門客のことらしい。戦闘、政治、商売、鍛冶、薬学、あらゆる分野のエキスパートをエレイーラ自身が見出して囲っているという。百客に所属している全員が在野に居れば確実に取り合いになるほどの人材だという。
現在はバアルと縁を繋げたことに満足しているが、その反面グロウス王国の危うさを感じ取っていた。
アリエット・ゼルク・クメニギス
うっすらと白みを感じさせる色素の薄い金髪を長く伸ばしている、何とも儚げな少女。クメニギス第二王女なのだがすでに継承権は放棄している。その理由が地方貴族と結婚するため。アルカナシリーズの一つ『恋人』の持ち主。本人の気質か愛情がこの世で最も素敵な物だと思っている。だがその反面、バアルとの相性は最悪であった。
【アルバングル獣王国関係】
レオン
東にあるアルバンナでの最大氏族テス氏族の長男。獅子の獣人で煌びやかな金色な髪は荒々しくなっており、ネコ科特有の瞳に加えてその肉体には無駄な脂肪などは一切ない。テス氏族で今一番モテている男。外見も内面もよく、責任感が強くひたすらにまっすぐな性格。カリスマ性もあり、氏族内でもかなりの支持を得ている。仮にレオンが一言掛ければほとんどの氏族の連中が力を貸してくれる。また魔蟲の戦いのために様々な種族に声を掛けて、軍を作った張本人。ただ数少ない欠点として、家族のことになると途端に激アマになる。それは姉や妹に求婚してくる連中も追い返したりするほどで、バロンの家系に婚姻を申し込むならレオンを殺せって噂が出回ったほどだった。そして全権大使としてクメニギス、そしてグロウス王国へと渡った。
現在は精鋭たちとアルバングルを守るためにリクレガの地にいる。
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Name:レオン
Race:獣人
Lv:72
状態:普通
HP:941/941
MP:642/642
STR:88
VIT:66
DEX:44
AGI:86
INT:31
《スキル》
【豪獣爪拳:82】【鋭牙:24】【砕顎:7】【火魔法:17】【跳躍:27】【身体強化Ⅲ:27】【剛毛鎧:43】【大威圧:57】【指揮:78】【野生の勘:103】【四足歩行:75】【思考加速:9】【敏嗅覚:9】【感覚強化:27】【狂暴化:1】【火炎耐性:89】
《種族スキル》
【獣化[大炎獅子]】
《ユニークスキル》
【気炎灯ス獅子】
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テス・バロン
テス氏族の族長。レオンをさらに野太くした容姿をしている。既に9人の妻を持っており、子も17人いる。長としての立ち位置は絶大だが夫としての立ち位置は微妙、なにせ第一夫人のテトに頭が上がらず常に尻に退かれている。戦闘力は獣人でもトップ。『
テト
テス氏族長の伴侶の一人。獣人で最も有名な人物の一人。結婚していない頃は二大女傑として呼び声は高く、東のテトに西のマシラと並び称されていた。ちなみに結婚して性格は丸くなったほうだ。実子はレオンとレオネの二人だけだが他の義子も自分の子同様愛情を注いでいる。『
アシラ
西の樹海アマングルの最大氏族ラジャ氏族の一人息子。熊の獣人で、身長はレオンよりも頭二つ分高く、青色の髪をオールバックにしている。またレオンの引き締まった筋肉とは違い、筋肉を惜しみなく鍛え上げられた体躯をしている。戦闘において、力が強いのはもちろんの事耐久力は獣人の中で名を上げたら必ず出てくるほど。現在は後学のためにゼブルス家にて厄介になっている。
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Name:アシラ
Race:獣人
Lv:68
状態:疲労
HP:1021/1254
MP:648/648
STR:75
VIT:95
DEX:48
AGI:47
INT:39
《スキル》
【剛削拳:49】【豪爪拳:32】【太貫牙:43】【粉砕顎:12】【鏃毛鎧:74】【強靭毛:22】【疾走:23】【身体強化Ⅱ:27】【自然回復:36】【大威圧:21】【野生の勘:27】【痛覚鈍化:34】【守身:43】【衝逃:24】【耐刃:39】【気配察知:15】
《種族スキル》
【獣化[砥毛熊]】
《ユニークスキル》
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マシラ
ラジャ氏族長の伴侶。黒い髪を腰まで伸ばしている美女。その容姿からとても三児の母とは思えないくらい若々しい。またテンゴとは違い戦闘は技を主軸に置いている。特筆する点は、自分ができる動きであれば一度見るだけで技術を模倣してしまえる。また手先も器用で武器も固い樹木の枝を削って自ら作り上げていた。
またバアルの技術のほんの違和感が奥歯に挟まったような感覚を抱かせていた。そのため、バアルを指南するためにグロウス王国へと渡った。現在はゼブルス家に雇われてバアルとアルベールを指南している。
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Name:マシラ
Race:獣人
Lv:88
状態:普通
HP:932/932
MP:1016/1016
STR:56
VIT:47
DEX:121
AGI:96
INT:78
《スキル》
【聖剣術:34】【双剣術:69】【短剣術:23】【大剣術:18】【棍術:89】【聖盾術:37】【突槍術:67】【斧槍術:68】【抜刀術:23】【柔拳術:68】【柔触拳:49】【剛削拳:49】【武芸百般:9】【変軌打拳:94】【抉肉蹴:76】【跳躍:88】【疾走:58】【身体強化Ⅳ:31】【豪威圧:17】【野生の勘:118】【暗視:33】【思考加速:22】【超敏感化:78】【模倣:212】【見識:99】【観察:101】【隠密:77】【気配察知:15】【言語理解:6】
《種族スキル》
【獣化[倣倆演武猿]】
《ユニークスキル》
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ラジャ・テンゴ
西にある樹海アマングルで最大規模のラジャ氏族の長。ゴリラの獣人の影響なのかとにかくゴリラ顔。黒い毛並みを持ち、体躯は筋肉の一言に尽きるぐらいの筋肉隆々の大男。またバロンとは違い伴侶はマシラ一人しかいない。現在子供はアシラを含めて三人いる。バロン同様マシラには逆らえない。戦闘スタイルは力によるごり押し。
なお伴侶が一人なのが示しているようにマシラのことをこよなく愛している。そのため、グロウス王国にわかることに反対するのだが、残念ながら口下手で簡単に言いくるめられてしまう。なお、バロンが動いていることを理由に一か月ほど、マシラのいるグロウス王国へと遊びに来ていた。
ルウ
アルバンナのとある氏族の戦士。目つきは鋭く、右目は切り傷がついており見えてない。特徴はその灰色の毛並み、艶やかとは程遠いがなぜだか力強さを感じさせる。周辺の氏族の中では有名な戦士で生来の特筆した強さはないが修練によりレオンとレオン達と肩を並べられるほどとなった。右目の傷は激しい修練の時に傷ついたものだが、本人はむしろ誇りと思っている。戦闘はレオンやアシラとは違い速さと技術が主軸となっている。またバクス氏族という酒造りに名前がある氏族に所属している。
ハースト
ヨク氏族の戦士長。銀に近い灰色の毛並みをしている偉丈夫。過去にレオン達と何らかの交友があった模様。そのおかげかヨク氏族の中で異端な考え方を持っている。魔蟲の戦いもそのための布石として参戦した。実力はもちろんの事、頭も切れる。そのためヨク氏族の時期氏族長として期待されている。
ファルコ
ヨク氏族の戦士。焦げ茶色の毛並みを持つ青年。ハーストの甥で、速さに一芸を持つ戦士。常日頃からハーストを目標にしており、その飛行技術を真似しようと努力している。現在、失恋を忘れようと奮闘中。
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Name:ファルコ
Race:鳥人
Lv:58
状態:普通・獣化[全]
HP:295/425
MP:551/651
STR:31[+74]
VIT:20[+38]
DEX:58[+78]
AGI:135[+130]
INT:29[+48]
《スキル》
【斬翼:82】【鉤爪:17】【隠密:7】【空強襲:54】【飛翔:154】【身体強化:38】【滑空:127】【風読み:88】【空の眼:113】【夜目:77】【思考加速:27】【視野拡張:49】【風耐性:37】【雷纏:―】
《種族スキル》
【鳥化[天風隼]】
《ユニークスキル》
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リュクディゼム
イピリアの古き友。『雷閃峰』という年中雲が渦巻いている山脈に存在している。実はその雲はリュクディゼムが生み出している雲で、その雲は触れるだけで雷のダメージを受けてしまう上、リュクディゼムに近づくほどそのダメージ量は飛躍的に増えていく。彼の者の雷がバアルの耐性すらも貫くと言えばその脅威は伝わりやすいだろう。また『天龍』の洞窟の門番のように存在しており、許可なきものはその洞窟に入ることはできない。また力を使えば精霊の様に移動することが可能。その時の姿は人型となる。
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Name:リュクディゼム
Race:
Lv:***
状態:精霊
HP:*3*6*/***67
MP:**4*1**38*/*1***9
STR:***
VIT:****
DEX:***
AGI:***
INT:****
《スキル》
――**――*――――*&―――――*――
《種族スキル》
―¿―――:―――”%――――&⊕―――
《ユニークスキル》
―==――≠――――∻――――∥―
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【ノストニア関係】
ルクレ・アルム・ノストニア
クラリスの兄でありノストニアの王太子。さらにはバアル同様、アルカナの『皇帝』契約者である。いつも笑顔を浮かべているが腹の中では様々なことを考えている。一番にエルフ族が衰弱していっているのに気づき何とかしようとしている人物、現在は人族に関しては3割ほど支持者がおり、それなりに支持を得ている。また今回の件で反対派の勢力が小さくなったことに満足している。
また獣人と交流することが民にとっていい刺激になればとも思っている。なお、来年に結婚予定。
ルゲム・ディライ・エルカフィア
リクレガに派遣されたノストニア軍の総指揮者。一般的なエルフの青年の姿をしているが、すでにそれなりの年齢。樹守の『赤葉』に所属している。階級は『大樹』になりかけの『若木』。またアルムが重宝している人材の一人で戦闘も交渉もできる人物だった。
ヴィン・フーディ・ノストニア
金色の長い髪を後ろで一つに束ねて入るが、骨格はしっかりと男性の部分を備えており、また明らかにレナードと同じほどの年齢肌を持っている。そのため話し方と容姿が何とも違和感があった。『青葉』に所属しており、階級は『大樹』。『大樹』であるため人族との友好するべきではないと主張している。だがかといってアルムと全面的に政争しているわけではない。むしろ同族を思っているための意見なのでアルムも好ましく思っている。現在、魔道具造りを支持しているが四苦八苦している模様。
イウェル・ウライト・エルカフィア
誘拐犯の計略にはまった哀れなエルフ。『赤葉』の部隊の樹守、階級は『苗木』なのだが実力でいえば『若木』とも互角に戦える。自責の念からアルムに頼み込み救出の手伝いをすることになった。なお薬漬けにされた元凶の人物エレナに恋をしていた。現在はノストニアの交易町の町長を任されている。
【フィルク聖法国関係】
ラファール・ビーエル
2メートルをギリギリ超えていないであろう身長の大女。しっかりと鍛え上げているらしく、それなりの筋肉量が見て取れる。また高身長と肩幅が広いことから鎧を着て兜を被れば、もはや男か女かもわからない。実際、胸部のふくらみは女性特有の物なのか、はたまた発達した胸筋によるものなのかが全く分からない。さらにはしっかりと相貌は整ってはいるのだが、緑色の髪は短くそろえられているため綺麗な男性にも見えてしまう。緑樹聖騎士団長を務めている。
リーティー・ボフェラアーヴェ
長い灰色の髪を一つの大きな三つ編みにし肩から流している。また背は女性の平均よりはやや高い程度。表情は乏しいが、そのおかげか、美しい相貌が見て取れる。7年前に父親が起こした事件で母親と共にフィルクの民に刺すような視線を送られていたが、危険だということで母方の方の知り合いに預けられた。そしてその縁で緑樹聖騎士団長であるラファールと出会った。そしてその後、父親がいたグロウス王国へとやってきた。現在はバアルとの連絡役としてゼウラストの教会にいる。
ソフィア・ノイセント
長いブロンドの髪をした少女。神聖魔法の使い手で、性格も常に他人を気遣うとてもやさしい少女。神聖魔法は中級をすべてマスターし、今は上級に挑戦している。支援に関してはかなりの腕前を持つ。神光教に属しており、現在は修道士の地位にいる。欠点として他人に感情移入しすぎるところがあると同じ教会にいる修道女から指摘を受けている。
そしてその正体はフィルク聖法国で三人しかいない“聖女”の一人。今回の件で身柄は聖騎士団に渡ることになった。
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Name:ソフィア・ノイセント
Race:ヒューマン
Lv:34、17
状態:普通
HP:225/225
MP:632/632
STR:18
VIT:24
DEX:29
AGI:26
INT:49
《スキル》
【神聖魔法:43】【身体強化:13】【思考加速:15】【算術:20】【家事:13】【料理:25】【礼儀作法:54】
《種族スキル》
《ユニークスキル》
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