41話【お揃い】

桃side


頑張って出たお化け屋敷。

クオリティーが予想より上すぎたと颯太くん。怖いと評判で、先に入った愛羅が腰を抜かしたと聞いてたから私の心は準備万端だったけど聞いてなかったらやばかったなども思ったり。


「大丈夫?」


その場でしゃがみこむ君に手を差し伸べると

大丈夫ですよ、と言って立ち上がる。差し伸べた手には答えなかった。少し悲しいな。話は次はどこに行くかという話にうつり変わった。


「どうせならなんか思い出に残るものがあるといいですよね」

「んー。ならお揃いのものとか?!

いや、いやか笑」

「いいですね。やりましょうか」

「嘘でしょ!!!?」


断られるかと思ったのに、まさかのOKが出た。何をお揃いにしよう…出ているお店で出来るのは。。あ。。あれだ
















「腕につける光るリング」と「手作りキーホルダー」どちらがいいかと聞くと先輩の好きな方でと言われた。キーホルダーの方がいいと言い、売っている店に行く。






歩いてすぐだった為、すぐ買えた。

ちなみに買ったのはイルカのかわいいキーホルダー。それを色違いで、もちろん買ったのは私である。奢りますよと言ってたけど断った。買ってあげたい維持がこちらにはある←



「大事にしますね」



その言葉だけでかってよかったと思えるんだよ

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