会社の怪談1 亡くなった方々編

以前勤めて居た会社での出来事です。

この会社には、高校卒業から30代中頃ぐらいまで働いてました。

会社は自動車部品の工場で、神奈川県の愛川にある工業団地にありました。

会社の作りは、門の辺りに入口事務所があり、そこから奥に進んだ所に、新工場や新事務所、隣に旧工場などがありました。


会社自体もかなり古く、入った後に聞いたら、昔から結構出たと言われました。



今回は、自分が入ってから亡くなった人で出た人です。


食堂のおばちゃん

食堂と言いつつ掃除メインで、食堂での仕事は弁当の配膳ぐらいでしたが…

新事務所が、新工場のある建物の3階にあり、その上に食堂がありました。


おばちゃんは、自分が入ってから15年ぐらいで病気で亡くなりました。


その後亡くなってからも、食堂と新事務所を行き来したり、食堂の厨房や奥にある休憩室に度々現れたそうです。

事務の人いわく、昼間でも事務所と食堂を行き来していて、事務所によく入ってきたと言っていました。


自分は事務所にはあんまり行かなかったので、事務所での出来事は直接はわかりませんが、事務所の人は大体見てると言ってました。

最初はみんなびっくりしましたが、何度も現れるから慣れたとも言ってました。


そして自分は、夜勤の時とか食堂で食事したあとに食堂で寝たりしていたのですが、厨房の方から誰もいないのに視線を感じたりが凄くあって、その後におばちゃんの話を聞い為に、食堂を使うのを止めてしまいました。



元部長

元部長は定年したあとに、付き合いのある人材派遣会社の会社のうちの会社担当部署になったのですが、数年働いた後に、病気で亡くなりました。

人材派遣会社から来る人は、主に外国人労働者の方です。


旧工場の方に中二階があり、そこにも仕事場がありました。

主にそこで働くのは外国人労働者の方ですが、その仕事場はそんなに広く無くて、機械とかがところ狭しと置いてあります。

また、電気をつけても結構暗い場所になります。


元部長は生前、そこで働いてる人をよく眺めて居たらしいのですが、亡くなってからも度々気がついたら仕事を見られてると聞きました。

中二階で働いていた、外国人労働者の方々のほぼ全員が目撃しているそうです。


自分もそこで仕事はたまにしてましたが、自分は元部長は残念ながら見たことは無いですが…やはり外国人の方の仕事を見るのが仕事だったからでしょうか?



今回は自分は直接見たりしてないですが…

事務所は20人ぐらい、中二階の方は10人ぐらいの方の目撃情報を聞きました。

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